磯部温泉といえば、あの有名な「温泉記号(♨)」の発祥の地として知られていますよね。でも、磯部温泉の魅力は、トロトロの美肌の湯だけじゃないんです。
実はこのエリア、歴史好き、鉄道ファン、そして自然を楽しみたい方にとって、たまらないスポットがぎゅっと凝縮されているんですよ。
今回は、私が実際に巡って「ここは絶対に外せない!」と感じた、磯部温泉周辺の観光スポットをたっぷりとご紹介します。これからの旅の計画に、ぜひ役立ててくださいね。
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この記事の目次
温泉記号発祥の地!磯部せんべい食べ比べ
磯部温泉といえば、忘れてはならないのが「磯部せんべい」です。温泉水を使って焼き上げられたせんべいは、サクサクと軽く、口の中でスッと溶ける優しい味わいが特徴です。
温泉街には数軒のせんべい屋さんが並んでいますが、実はそれぞれ味が少しずつ違います。私はいつも、焼きたてをその場で一枚いただきながら、数軒分を買って帰って、家族や友人と「どれがお気に入り?」なんて言いながら食べ比べを楽しんでいます。
お土産にはクリームが挟まったタイプも人気ですが、私はやはり昔ながらのシンプルな「プレーン」が一番好きです。お茶請けにはもちろん、お酒のアテにも意外と合うんですよ。
碓氷峠の歴史を肌で感じる!横川・碓氷峠エリア
まずは、磯部温泉から少し西へ進んだところにある「横川・碓氷峠エリア」です。ここはかつて、鉄道の難所として知られた場所。今はその歴史がロマンあふれる観光スポットとして整備されているんです。
歴史の重みを感じる「碓氷関所跡」

磯部温泉から車を20分ほど走ると、「碓氷関所跡」があります。中山道の要所として栄えたこの地で、「入り鉄砲に出女」を厳しく取り締まった場所として、歴史の教科書で目にしたことがある方も多いはずです。
復元された東門の前に立つと、かつての旅人たちがどれほどの緊張感と期待感を持ってここを通ったのか、まるで自分がその場にいるかのように想像が膨らみます。群馬の歴史を語る上で欠かせない、静かながらも未来へ続く重みのあるスポットです。
周囲は静かな集落になっていて、近くには名物の「おぎのや」の釜めしを楽しめるお店もあります。ドライブの休憩がてら、歴史の1ページに触れて、新しい自分を発見する旅のアクセントにしてみてはいかがでしょうか。
大人も子供も夢中!「碓氷峠鉄道文化むら」

磯部温泉から車を20分ほど走らせると、横川駅のすぐ隣に「碓氷峠鉄道文化むら」が待っています。かつての機関区跡地を利用した広大なミュージアムには、往年の名車両たちが、まるで生きているかのようにずらりと並び、訪れる人を魅了します。
ここは本当にすごいですよ!広い敷地内に、かつて活躍した貴重な車両がズラリと並んでいるんです。
実際に運転席に座れる車両もあって、気分はもう運転士さん。園内を走るミニSLや「あぷとくん」は、家族連れはもちろん、大人が乗ってもワクワクします。鉄道に詳しくなくても、その造形美にはきっと見惚れてしまうはずです。
ここへ来るといつも童心に帰り、新しい発見に心が躍りますね!特に、信越本線の難所を越えるために活躍した「EF63形」電気機関車の重厚感は、写真では伝えきれない、肌で感じる迫力と感動があります。
展示されている車両の中に入れるものもあり、当時の座席に腰を下ろして窓の外を眺めれば、まるでタイムスリップしたかのように、昭和の旅の情緒にたっぷり浸れますよ。
煉瓦造りの芸術品「めがね橋(碓氷第三橋梁)」とアプトの道

ここに来たら外せないのが、レンガ造りの4連アーチが美しい「めがね橋」です。正式名称は「碓氷第三橋梁」。200万個以上の煉瓦が織りなす、壮大な物語を秘めた日本最大級のアーチ橋は、私たちをきっと驚かせるはずです。
新緑や紅葉の時期は特に素晴らしく、深い緑や燃えるような赤の中に、赤い煉瓦が映える様子は、息をのむような絶景!
しかもこの橋、実際に上を歩けるんですよ!橋の上から眺める景色は最高で、どこを切り取っても最高の写真が撮れます。
そして橋の周辺は「アプトの道」という遊歩道になっていて、廃線跡を歩くことができます。

夏場でもトンネル内はひんやりと涼しく、歴史の風を感じながらの散策は、心も体も生まれ変わるような最高のリフレッシュになりますよ。
トンネルの中を抜けるときは、まるでタイムスリップしたような不思議な感覚になりますよ。
めがね橋の近くには坂本ダムによって造られた人工湖の碓氷湖もあります。

遊歩道が整備されていて、1時間弱で碓氷湖も一周できます。
特に紅葉の時期は、湖面に映る赤や黄色のコントラストが言葉を失うほどの美しさです。
静寂に包まれた「熊の平駅跡」

アプトの道の終点近くにあるのが、熊の平駅跡です。かつては列車が行き交った場所ですが、今は静かな森の中にホームやトンネルが残されています。
静かな山間に残るホーム跡が、かつての鉄道の賑わいを物語ってくれます。
なんだか時間が止まったような、不思議な感覚に包まれます。ベンチに座って、鳥のさえずりを聞きながら一休みするのは最高の贅沢ですよ。
散策の後は「峠の湯」でひと休み
たくさん歩いて少し疲れたら、峠の湯へ。
PHが高いので、アルカリ性のとろとろ、ぬるぬるしたお湯で、美肌効果の高い温泉です。
開放感たっぷりの中庭や露天風呂、おいしい食事が揃っていて、散策の疲れをリセットするのにぴったりの場所です。
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世界遺産と地球の神秘に触れる!富岡エリア
磯部温泉から南へ下ると、世界遺産の街・富岡市に到着します。ここには、日本の近代化を支えた歴史と、生命の進化を学べる驚きのスポットがあるんです。
日本の近代化を支えた「富岡製糸場」
2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場。明治5年に建てられた当時のレンガ造りの建物が、これほど美しく、そして完璧に近い形で残っているのは奇跡だと思います。
広大な敷地内に建つ「木骨レンガ造り」の建物は、150年以上経った今でも当時の姿を留めています。ガイドツアーに参加すると、当時の工女たちの懸命な暮らしや、繰糸作業に込めた苦労と希望が、まるで目の前にあるかのように手に取るようにわかります。
私が訪れた際に印象的だったのは、建物の窓ガラスです。当時のフランスから運ばれた手吹きのガラスが残っており、微妙なゆがみが歴史の深さと、当時の最先端技術への挑戦を物語っていました。
こうした細かな発見も、大人の旅の醍醐味であり、新たな視点を与えてくれますね。
恐竜の迫力に圧倒!「群馬県立自然史博物館」
そして、私が個人的に大好きなのが群馬県立自然史博物館です。
館内に入ると、巨大な恐竜の骨格標本がどどん!とお出迎え。地球の誕生から現在に至るまでの歴史や、群馬の自然がダイナミックに展示されています。
足元のガラス越しに発掘現場が見える演出など、大人が見ても「へぇ〜!」の連続。
地球の誕生から群馬の豊かな自然まで、趣向を凝らした展示は大人でも思わず夢中になってしまうクオリティ。ここは本当に「群馬の宝」だと思っています。
磯部温泉からも近いので、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
奇岩の絶景とパワースポット!妙義エリア
さて、ちょっと背筋が伸びるような、荘厳な空気を感じたいなら「妙義エリア」へ足を運んでみましょう。妙義神社は群馬を代表する名峰の一つ、妙義山の麓にあります。
日本三奇勝のひとつ「妙義山」
ごつごつとした岩肌が荒々しくそびえ立つ妙義山。特に秋、真っ赤に染まった木々と黒い岩壁のコントラストは、一度見たら忘れられない絶景です。
初めて妙義山を見たときは、その荒々しい岩肌に圧倒されました。まさに「奇勝」の名にふさわしい、ギザギザしたシルエットです。
秋になると、この険しい岩肌が燃えるような紅葉に彩られて、真っ赤に染まった木々と黒い岩壁のコントラストは、一度見たら忘れられない絶景です。
登山はちょっと大変ですが、麓から眺めるだけでも十分そのエネルギーを感じられます。
心洗われるパワースポット「妙義神社」
妙義山の麓に鎮座する妙義神社は、壮麗な装飾が施された社殿が圧巻です。長い階段を上った先にある本殿の見事な装飾に、思わず目を奪われることでしょう。
あの長い石段を一段ずつ踏みしめるたびに、心が洗われるような清々しい感覚に包まれます。振り返ったときに見える安中市街の景色も、頑張った自分への最高のご褒美ですね。
黒漆塗りに豪華な彫刻が施された社殿は、日光東照宮を彷彿とさせる煌びやかさ。彫刻の細かさにも注目してみてくださいね。
歴史好きの方なら、その細密な意匠を眺めているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまう、新しい発見と感動の連続ですよ。
ここは本当に強力なパワースポットとして有名で、参拝した後はなんだか体が軽くなったような気がします。
峠を越えれば別世界!軽井沢へのアクセスも抜群
磯部温泉のいいところは、長野県の軽井沢がすぐそこだという点です。国道18号を碓氷峠の方へ走らせれば、1時間足らずでオシャレな避暑地の雰囲気に。磯部温泉に泊まって、翌日は軽井沢でショッピング…なんてプランも、ここでは当たり前にできちゃいます。
軽井沢への抜け道
碓氷峠の旧道(国道18号)は、184ものカーブが続く、まるで冒険のような走りごたえのあるルートです。運転が好きな方にはたまらない道ですが、ゆっくり景色を楽しみたいなら「碓氷バイパス」を通るのも手です。
坂を上りきると、一気に空気が変わって軽井沢の高原らしい爽やかな風が吹き抜け、心まで洗われるような開放感に包まれます。
軽井沢でショッピングも散策も思いのまま
「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」でアウトレット買い物を楽しむもよし、旧軽井沢銀座での食べ歩きや、森の中に佇むカフェでのランチは、温泉旅行に彩り豊かな華を添えてくれますね。
私はいつも、地元の新鮮な野菜を使ったサラダが自慢のビストロに立ち寄るのが恒例です。群馬の力強い味とはまた違った、洗練された軽井沢グルメもぜひ、五感で堪能してみてください。
磯部温泉を拠点に、群馬の魅力を再発見する旅へ
さて、これだけ魅力的なスポットがあると、どこから行こうか迷っちゃいますよね。そこで、地元に住む私が自信を持っておすすめする「黄金コース」をご紹介します!
まずは午前中に横川へ向かい、鉄道の歴史に触れながらアプトの道をのんびり散策。お昼には名物の「峠の釜めし」を頬張りましょう。
午後は富岡へ移動して世界遺産の製糸場を見学。そして夕方、磯部温泉の宿に戻って、ゆっくりと温泉に浸かって一日の疲れを癒やす……。
これぞ、群馬を満喫する最高に贅沢な過ごし方です!
いかがでしたか?磯部温泉の周辺には、ここでは書ききれないほどの魅力が詰まっています。歴史を感じ、自然の力に癒やされ、鉄道のロマンに浸る。そんな充実した一日を過ごした後に、磯部温泉の優しいお湯が全身を包み込んでくれる瞬間は、まさに至福のひとときです。
私はこのエリアを何度も訪れていますが、季節ごとに表情を変える妙義山や、歩くたびに発見がある横川の街並みは、何度来ても飽きることがありません。ぜひ皆さんも、自分のペースで、自分だけのお気に入りのスポットを見つけてみてください。
群馬の豊かな自然と、温かい人情、そして極上の温泉。次の休みは、磯部温泉を拠点にした旅に出かけてみませんか?きっと、心に残る素敵な出会いが待っていますよ。
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