こんにちは、湯けむり散歩人です。つる舞う形の群馬県から、今日も温泉の香りと共に旅の記録をお届けします。草津や伊香保、四万にみなかみ……と、何度訪れても新しい発見があるのがこの地の素晴らしさですね。
さて、先日友人たちとハイキングを楽しんだ後の温泉で、こんな会話が聞こえてきました。「あぁ、明後日あたりに筋肉痛が来るのかな。歳だわ……」なんて苦笑い。でも、ちょっと待ってください。それ、実は大きな勘違いかもしれませんよ?
今回は、思わず「へぇ〜!」と声が出てしまうような、筋肉痛の真実や、温泉効果を最大限に引き出す上がり方のコツをお伝えします。これを知れば、次の温泉旅行がもっと充実したものになるはずです。
この記事の目次
「歳を重ねると筋肉痛が遅れる」の意外な真実
「若い頃は翌日に来たのに、今は忘れた頃にやってくる」……多くの人がそう感じている筋肉痛。ですが、医学的には年齢によって筋肉痛の発生が遅れるという明確な根拠はないと言われているんです。
じゃあ、どうして遅れて感じるのか?
それは、無意識のうちに運動の強度をセーブしているからかもしれません。
若い頃と同じような爆発的な負荷をかければ、年齢に関係なく翌日には筋肉痛が現れます。でも、大人になると「ほどほど」の運動を長く続けるような形になりがちですよね。
その「じわじわ」とした負荷が、結果として筋肉痛の発生を遅らせているように見せているだけなんです。
もし、激しい運動をして「これは明日痛くなりそうだな」と思ったら、まずはその部位をしっかりとアイシングして熱を取ってあげてください。
その後に、ぬるめの温泉でゆっくり体を温めて血行を促すのが、翌日に疲れを残さない秘訣ですよ。
美肌の鍵は「温泉膜」!上がり方の作法で効果が変わる?
温泉から上がるとき、皆さんはどうしていますか? すぐにバスタオルでゴシゴシ拭いて、脱衣所へ直行……。
実はその方法、せっかくの温泉成分を無駄にしてしまっているかもしれません。
温泉に含まれる成分は、肌の角質にあるタンパク質と結びついて「温泉膜(皮膜)」というバリアを作ってくれます。
これが天然の美容液のように働き、入浴後なんと3時間ほども成分を浸透させ続けてくれるんです!
この魔法の膜を守るためのステップがこちらです。
- 上がり湯を大切に: 湯口から流れてくる、新鮮で清潔な温泉を最後にサッとかけましょう。これが仕上げの美容液になります。
- 浴室での予備拭き: 脱衣所に行く前に、まだ湯気がこもった浴室の中で、フェイスタオルを使って優しく水分を抑えます。これにより気化熱で体温が奪われるのを防ぎ、湯冷めしにくくなります。
- タオルは「押さえる」だけ: バスタオルでゴシゴシこするのは厳禁。温泉成分を染み込ませたタオルを軽く絞り、ポンポンと肌を叩くようにして水分を吸い取るのがベストです。
こうすることで、脱衣所の床を濡らすこともなく、清潔感も保てます。
ちょっとした気遣いで、自分も周りも気持ちよく、そして肌はしっとりと保てる……まさに大人の温泉マナーですね。
美肌効果の高い温泉に入ったときは、ナイロンタオルでゴシゴシ洗うのはお休みしましょう。
たっぷりの石鹸の泡で、優しく手洗い。これだけで、温泉との相乗効果で驚くほどお肌がツルツルになりますよ。
ダブル美肌の湯に癒やされる「原鶴温泉」のススメ
さて、こうした入浴法を試すのにぴったりの場所をご紹介します。今回は少し足を伸ばして、福岡県を代表する名湯「原鶴(はらづる)温泉」をご紹介しましょう。
ここの特徴はなんといっても「ダブル美肌の湯」。古い角質を落としてくれる「アルカリ性単純温泉」と、余分な皮脂を取り除き、美白効果も期待できる「硫黄泉」の2つの泉質を併せ持っているんです。まさに、先ほどお話しした「手洗い」と「温泉膜」の恩恵をたっぷり受けられる場所です。
周辺には、のどかな「朝倉の三連水車」などの風景もあり、散策しているだけで心が洗われるようです。
歴史を感じる水車の音を聞きながら、ゆったりとした時間を過ごすのは格別ですよ。
そんな原鶴温泉で、ぜひチェックしていただきたいお宿をまとめました。
| 施設名 | 特徴・魅力 |
|---|---|
| ほどあいの宿 六峰舘 | 旅館団体の代表も務める主人が営む、おもてなしの心あふれる宿。筑後川を望む絶景露天風呂で、ダブル美肌の湯を存分に堪能できます。 |
| 郵便番号 | 838-1514 |
| 住所 | 福岡県朝倉市杷木久喜宮1840 |
| アクセス | JR久大線 筑後吉井駅より車で10分送迎あり/高速バス「日田行」杷木バス停送迎あり/ 大分自動車道杷木ICより車で5分 |
| 駐車場有無 | 有り 60台 無料 予約不要 |
もっと深く知りたい!温泉好きのための愛読書
温泉の奥深さに気づくと、もっとその正体を知りたくなりますよね。私が最近読んで感銘を受けたのが、岩本薫さんの著書『もう、ひなびた温泉しか愛せない』です。
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ひなびた温泉の魅力だけでなく、地球のエネルギーを感じるような深い知識が得られる一冊。温泉通を自負するなら、ぜひ一度手に取っていただきたいですね。
いかがでしたでしょうか。筋肉痛の噂の正体や、温泉のパワーを肌に閉じ込めるコツ。知っているようで意外と間違っていたことも多かったかもしれません。
温泉は、ただ浸かるだけでも素晴らしいものですが、ちょっとした知識を持つことで、その癒やしは何倍にも膨らみます。
皆さんの次の旅が、心も体もツルツルに輝く素敵なものになりますように。
群馬の地から、湯けむり散歩人がお送りしました。それでは、また次回のブログでお会いしましょう。良い湯旅を!
原鶴温泉 ほどあいの宿 六峰舘