温泉といえば「入るもの」というイメージが強いですよね。
ところが、実は「飲める温泉」というものが存在するんです。
温泉めぐりを続けてきた私も、最初に飲泉所を見かけたときは「えっ、これ飲んでいいの?」とびっくりしたものです。
今回は、そんな貴重な「飲める温泉=飲泉」について、温泉通の視点からたっぷりご紹介します。
群馬県内にも飲泉できる場所があるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
「飲める温泉」には許可が必要!飲泉のきほんを知ろう
温泉には「浴用」と「飲用」それぞれに適応症があります。
たとえば浴用なら神経痛や筋肉痛、飲用なら慢性消化器病や糖尿病など、泉質によって効果が認められている症状が異なります。
ただし、「飲用の適応症がある=どこでも飲める」というわけではありません。
飲泉を行うためには、保健所による厳しい水質基準をクリアした「飲用許可」を取得することが必要です。
これが意外とハードルが高くて、許可を受けた施設はそれほど多くないんです。
また、許可を受けた施設でも、施設内のどこでも飲めるわけではなく、指定された「飲泉所」で飲む必要があります。
飲泉所を見かけたら、それだけで「おっ、ここは本物だ!」とテンションが上がってしまうのは、温泉好きのあるあるではないでしょうか(笑)。
飲泉ができる温泉地・施設リスト(全国編)
日本全国を見渡すと、飲泉ができる温泉地や施設がいくつか存在します。
温泉めぐりの旅の計画を立てるときに、ぜひ参考にしてみてください。
| 都道府県 | 温泉地・施設名 |
|---|---|
| 北海道 | 登別温泉「第一滝本館」 |
| 青森県 | 浅虫温泉 |
| 山形県 | 小野川温泉、肘折温泉 |
| 栃木県 | 塩原温泉「源泉の宿 元泉館」 |
| 群馬県 | 奈女沢温泉「釈迦の霊泉」、四万温泉、伊香保温泉、霧積温泉「湯元 金湯館」 |
| 山梨県 | 竜王ラドン温泉、増富温泉「不老閣」 |
| 新潟県 | 栃尾又温泉、駒の湯温泉「駒の湯山荘」 |
こうして並べてみると、東日本を中心にかなりの数の飲泉スポットがあることがわかります。
特に群馬県は、飲泉できる温泉地が複数あるというのが、温泉王国ならではの魅力だなと感じます。
群馬県内の飲泉スポットをピックアップ!
群馬県内に絞ってみると、飲泉ができる場所が4か所もあります。
これは全国的に見てもかなり充実しているほうだと思います。温泉めぐりをしている私としても、ここは誇りたいポイントです(笑)。
奈女沢温泉「釈迦の霊泉」
みなかみ町にある奈女沢温泉の「釈迦の霊泉」は、飲泉で有名な施設のひとつ。
その名のとおり、霊験あらたかな雰囲気が漂うユニークな場所です。
飲泉目的で全国から訪れる方も多く、地元でも「飲む温泉といえばここ」というイメージが定着しています。
四万温泉
中之条町にある四万温泉は、「四万の病を癒す」という言い伝えで知られる歴史ある温泉地。
飲泉所も整備されており、温泉街を散策しながら立ち寄れるのが嬉しいところ。
ジブリ映画のモデルになったとも言われる宿もあり、観光地としての魅力も抜群です。
四万温泉・積善館の宿泊記はコチラです >> 四万温泉・積善館宿泊記
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伊香保温泉
群馬を代表する温泉地のひとつ、伊香保温泉にも飲泉所があります。
石段街を登りながら、ふと飲泉所で一口いただく——そんな体験ができるのも、伊香保ならではの楽しみ方ですね。
伊香保温泉の宿泊記はコチラです >> 伊香保温泉 森秋旅館 宿泊記
皆さん、こんにちは!湯けむり散歩人です。 今回は、伊香保温泉の象徴ともいえる石段街から徒歩1分という、誰もが心惹かれる絶好のロケーションに建つ老舗宿、「森秋旅館」で、忘れられないひとときを過ごしてきました。 石段街のすぐそばで、[…]
霧積温泉「湯元 金湯館」
安中市にある霧積温泉の「湯元 金湯館」は、山深い秘湯として知られる宿。
アクセスは少々大変ですが、それだけに訪れたときの満足感はひとしおです。
飲泉ができる秘湯という、なかなかレアな体験ができる場所です。
霧積温泉「湯元 金湯館」の宿泊記はこちらです >> 霧積温泉「湯元 金湯館」宿泊記
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飲泉するときの注意点
飲泉は体に良いイメージがありますが、いくつか注意点もあります。
- 必ず指定の飲泉所で飲む:浴槽の湯を直接飲むのはNGです。衛生上の問題もありますし、飲用許可を受けた場所でないと安全が保証されません。
- 飲みすぎない:温泉水には各種ミネラルが含まれており、飲みすぎると体に負担がかかることがあります。施設の案内に従って適量を守りましょう。
- 体調に合わせて:持病がある方や妊娠中の方は、事前に医師に相談することをおすすめします。
飲泉は温泉の楽しみ方をひとつ広げてくれる、特別な体験です。
旅先で飲泉所を見かけたら、ぜひ一口チャレンジしてみてください。
きっと「温泉ってこんな楽しみ方もあるんだ!」と新鮮な発見があるはずです。
まとめ:飲泉は温泉旅の「隠れた楽しみ」
今回は「飲める温泉=飲泉」についてご紹介しました。まとめると、
- 飲泉には保健所の「飲用許可」が必要で、許可を受けた施設はとても貴重
- 飲める場所は指定の「飲泉所」のみ
- 群馬県内にも奈女沢・四万・伊香保・霧積と4か所の飲泉スポットがある
- 飲みすぎず、施設のルールに従って楽しむことが大切
温泉は「入るもの」だけじゃない——そんな新しい視点で温泉旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。


