こんにちは!「湯けむり散歩人」です。つる舞う形の群馬県から、今日も温泉の温もりと旅のワクワクをお届けします。
群馬の温泉の深さには、いまだに新しい発見があって驚かされるばかりです。
さて、今回は「源泉かけ流し温泉について語る」の第2弾。舞台は、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう名湯、伊香保温泉です。
石段街の情緒あふれる風景はもちろん、実は2種類の異なる源泉が楽しめるという、温泉好きにはたまらない魅力が詰まった場所なんですよ。
さあ、一緒に湯めぐりの旅へ出かけましょう!
この記事の目次
伊香保のシンボル「石段街」と元祖・温泉まんじゅうの誘惑
伊香保温泉といえば、なんといってもあの365段続く石段街ですよね。温泉街の中心を貫くこの石段は、散策しているだけで「温泉地に来たなあ」という実感が湧いてきます。
石段の途中には、射的場やお土産屋さんが軒を連ね、どこか懐かしい昭和レトロな雰囲気が漂っています。
そして、石段を登るなら絶対に外せないのが、最上部付近にある「勝月堂」さんの湯乃花まんじゅうです。
実はここ、日本で初めて「温泉まんじゅう」を作ったお店と言われているんですよ。
伊香保の茶褐色の湯をイメージして作られたというおまんじゅうは、皮が薄くてあんこが上品な甘さ。
登り疲れた体に、この一口が染み渡るんです。できたてをその場でいただく贅沢は、伊香保ならではの楽しみですね。

「黄金の湯」と「白銀の湯」2つの源泉を徹底解説
伊香保温泉の最大の特徴は、性質の異なる2つの源泉があることです。
温泉通を自負する私としても、この使い分けが伊香保の面白さだと思っています。
1. 歴史ある茶褐色の名湯「黄金(こがね)の湯」
伊香保の古くからの源泉が、この「黄金の湯」です。
泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉。
お湯の中に含まれる鉄分が空気に触れて酸化するため、独特の茶褐色、まさに黄金色に見えるのが特徴です。
昔から子宝の湯としても親しまれ、体を芯からじっくりと温めてくれます。老舗の旅館の多くはこの黄金の湯を引湯しており、源泉かけ流しで楽しめる場所も多いですよ。
独特の鉄の香りが「温泉に入っている!」という気分を最高に盛り上げてくれます。
2. 近年湧出した透明な癒やし「白銀(しろがね)の湯」
一方、平成に入ってから湧出したのが「白銀の湯」です。
こちらは黄金の湯とは対照的に、無色透明でさらりとした肌触りが特徴。
温泉法上の温泉で、特定の泉質名こそありませんが、メタケイ酸を豊富に含み、肌に優しいお湯として人気です。
入浴剤3個分もの濃度があると言われるほどで、長湯をしても疲れにくく、お風呂上がりは肌がすべすべになると評判です。
最近の新しい宿や日帰り施設では、こちらをメインにしているところも多いですね。
石段のさらに奥、秘湯感あふれる「伊香保温泉露天風呂」
石段街を登りきり、伊香保神社を抜けてさらに奥へ進むと、緑に囲まれた「伊香保温泉露天風呂」が見えてきます。
ここは源泉のすぐそばにある日帰り入浴施設で、黄金の湯をダイレクトに、しかも源泉かけ流しで堪能できる最高のスポットです。
あつ湯とぬる湯の2つの浴槽に分かれていて、外の空気を感じながら茶褐色のお湯に浸かる時間はまさに至福。
自然の音を聞きながら、じっくりとお湯と向き合うことができます。
源泉が湧き出る「源泉ドーム」もすぐ近くにあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。温泉のパワーを肌で感じることができるはずです。

温泉通が教える!伊香保の名宿「千明仁泉亭」と「香雲館」
せっかく伊香保に来たのなら、宿泊してゆっくりと源泉かけ流しを味わいたいもの。数ある宿の中でも、私が特に感動した2軒をご紹介します。
千明仁泉亭(ちぎら じんせんてい)
創業500年という圧倒的な歴史を誇る老舗中の老舗です。
こちらの自慢は、なんといっても黄金の湯を贅沢にかけ流している大浴場「仁乃湯」。
特徴的なのはその深さです。水深1メートルもある深い浴槽があり、立って入るような感覚でお湯に包まれます。深さがあることで水圧がかかり、血行が促進されるのだとか。
歴史を感じさせる重厚な造りと、惜しげもなく溢れる黄金のお湯。
文豪・徳冨蘆花も愛したというこの宿で過ごす時間は、まさにタイムスリップしたような感覚になります。
| 郵便番号 | 377-0102 |
| 住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保 45番地 |
| アクセス | 伊香保石段街から徒歩1分☆渋川伊香保IC〜車で約25分♪東京方面からは新宿駅新南口より高速バス約2時間♪ |
| 駐車場有無 | 有り 100台 無料 予約不要 |
香雲館(こううんかん)
こちらは全10室という贅沢な造りの隠れ宿。各部屋ごとに趣向を凝らした意匠が素晴らしく、大人の休息にぴったりです。特にユニークなのが大浴場。上から見ると「ふくろう」の形をしているという遊び心あふれる設計なんです。もちろんお湯も一級品。黄金の湯を源泉かけ流しで楽しむことができ、静寂の中で心ゆくまで名湯を堪能できます。特別な記念日や、自分へのご褒美にぜひ訪れてほしい一軒ですね。
| 郵便番号 | 377-0102 |
| 住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保175 |
| アクセス | JR渋川駅から伊香保温泉行きバス乗車で25分※バス停までは随時送迎可。到着時お電話下さい。 |
| 駐車場有無 | 有り 20台 無料 予約不要 |
全国の厳選!源泉かけ流しを堪能できる宿リスト
群馬の伊香保も最高ですが、日本全国にはまだまだ魅力的な源泉かけ流しの宿が点在しています。
ここでは、私が注目している3つの施設をご紹介します。どこも泉質にこだわり抜いた、温泉好きなら一度は訪れたい宿ばかりです。
| 施設名 | 住所・特徴 | 予約リンク |
|---|---|---|
| 吸う温泉 湯治の宿 竜王ラドン温泉ホテル 湯ーとぴあ |
山梨県甲斐市富竹新田1300-1 「吸う温泉」として有名なラドン温泉。体の芯から温まります。 |
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| 全室源泉かけ流し温泉付き旅館&グランピング 美肌の湯 こしかの温泉 |
鹿児島県霧島市隼人町松永2625 美肌の湯を独り占めできる贅沢な空間。グランピングも人気です。 |
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| 天然温泉掛け流しの宿 ホテルポニー温泉 |
青森県十和田市三本木佐井幅167-1 トロトロの肌触りが自慢の天然温泉。青森の自然に癒されます。 |
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まとめ:伊香保の湯に癒やされて
いかがでしたか?伊香保温泉は、石段街を歩く楽しさと、2つの異なる源泉を味わう贅沢が共存する、本当に素敵な場所です。
黄金の湯で歴史の重みを感じ、白銀の湯で肌を整える。そんな贅沢な使い分けができるのも、温泉王国・群馬ならではの魅力かもしれません。
温泉通として私がいつも感じるのは、温泉はただ浸かるだけでなく、その土地の歴史や文化、そして人々の想いを感じることで、より一層味わい深くなるということです。
伊香保の石段を一歩一歩登りながら、かつての湯治客に思いを馳せてみるのも、粋な楽しみ方ではないでしょうか。
次の週末は、ぜひ伊香保の湯に癒やされに出かけてみてください。きっと、心も体もぽかぽかに温まる素敵な旅になるはずです。
それでは、また次回の「湯けむり散歩人」のブログでお会いしましょう。どうぞ良い旅を!
伊香保温泉 千明仁泉亭(ちぎらじんせんてい)
伊香保温泉 千明仁泉亭(ちぎらじんせんてい)
伊香保温泉 香雲館
伊香保温泉 香雲館