全国有数の温泉県・群馬県の温泉めぐりを楽しんでます!実体験の情報を発信しています!

なぜ25℃以上で温泉と認められるの?世界の温泉基準はどうなっているの?

温泉に入るたびに「あ〜、気持ちいい」って思うんですが、そもそも「温泉って何?」って聞かれると、ちゃんと答えられないな…と思ったことはありませんか?

先日、温泉好きの仲間たちとそんな話になって、改めて温泉の定義を調べてみたら、これがなかなか面白かったんです。今日はその話をシェアしたいと思います。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
ねえ、温泉って25℃以上あれば温泉って認められるって聞いたんだけど、なんで25℃なの?なんか中途半端じゃない?
いい質問だね!実はこれ、単なる数字じゃなくてちゃんと意味があるんだよ。25℃以上あるってことが、特別な成分が入っている「状況証拠」になるんだ。
温泉案内人
温泉案内人

温泉の定義って、実はシンプルだった

まず基本のおさらいから。日本の温泉法によると、温泉として認められる条件は次の2つのどちらかを満たすことです。

  • 源泉の温度が25℃以上であること
  • 特定の成分(ナトリウムイオン、カルシウムイオン、塩素イオンなど)が一定量以上含まれていること

どちらか一方を満たせばOK。つまり、法律上は25℃以上あれば、成分がまったく入っていなくても温泉として認められるんです。

逆に言えば、たとえ体にいい成分がたっぷり含まれていても、温度が低ければ成分の条件を満たさないと温泉とは呼べない。なかなか厳密なんですね。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
え、じゃあ25℃以上なら成分ゼロでも温泉なの?それってなんか納得いかないな〜(笑)
気持ちはわかる(笑)。でもね、実際には25℃以上ある地下水には、何かしら成分が含まれているんだよ。だから「温度が高い=成分あり」って考えていいんだ。
温泉案内人
温泉案内人

25℃以上が「状況証拠」になる理由

これが今日いちばん面白かった話です。

地下水の温度が外気温と同じくらいだと、それは「常水(じょうすい)」と呼ばれる、文字通りただの水です。ミネラルウォーターにもなれない、ただの地下水ですね。

ところが、外気温より7℃ほど以上高いと、その地下水には特別な成分が取り込まれていると考えられています。

わかりやすいたとえがあって、お茶を冷たい水で出しても薄くなりがちですが、お湯を熱くすれば濃いお茶になりますよね。それと同じで、温度が高いほど地下の岩盤や土壌からさまざまな成分を溶かし込んでくる力が強くなるんです。

つまり、「温度が高い=成分が溶け込んでいる可能性が高い」ということ。25℃という数字は、単なる目安ではなく、成分が含まれているかどうかの「状況証拠」として機能しているわけです。

世界の温泉基準と比べてみると面白い

この「外気温より7℃高い」という考え方、実は世界の温泉基準にも通じているんです。

たとえば台湾の温泉基準は30℃以上。台湾は気候が温暖なので、日本より5℃高い基準になっています。外気温が高い分、「特別な成分が溶け込むライン」も上がるということですね。

一方、アメリカは21.1℃(華氏70度)。アメリカは日本より気候が多様ですが、華氏70度というきりのいい数字を使っているのも、「外気温より7℃ほど高い」という考え方を反映しているように見えます。

こうして並べてみると、各国が「外気温+α」という共通の考え方をベースに、それぞれの気候に合わせた基準を設けているのがわかって、なんだか面白いですよね。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
へえ〜!台湾とかアメリカでも温泉の基準があるんだ!国によって違うんだね。
そうなんだよ。で、面白いのが、どの国も「外気温より7℃くらい高い」っていう考え方が根っこにあるっぽいんだよね。温泉の科学って、国境を越えてるんだなって思うよ。
温泉案内人
温泉案内人

温泉通の「ちょっと待って」な私見

ここからは、温泉通として長年温泉を巡ってきた私の個人的な感想です。

「外気温より7℃高いと成分が溶け込む」という考え方、理屈としては面白いんですが、実はちょっと無理があるかもと思っています。

なぜかというと、地下水は深さ100mごとに2〜3℃ずつ温度が上がっていくと言われています。でも、地下20mくらいのところでは外気温より低くなり、そこからほぼ一定の温度になるんです。

つまり、地下20mで一度温度がリセットされるようなイメージで、それより深くなると外気温はほとんど関係なくなってくる。だとすると、「外気温より7℃高い=成分あり」という理屈は、深い地下水には当てはまりにくいんじゃないかな…と。

もちろんこれはあくまで私見ですし、専門家の方々が長年研究してきた基準ですから、私ごときが「おかしい」と言えるものではありません(笑)。

でも、こういう「なぜ?」を考えながら温泉に入るのも、また楽しいものですよ。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
なんか、温泉ってただ気持ちいいだけじゃなくて、こんな深い話があったんだね!知らなかった〜!
そうなんだよ〜。こういうこと知ってから温泉に入ると「この温度はちゃんと成分が入ってる証拠なんだな」って思えて、なんかより味わい深くなるよね(笑)
温泉案内人
温泉案内人

伊香保温泉で「温泉の定義」を体感してみよう

温泉の定義の話をしていたら、無性に温泉に入りたくなってきました(笑)。

群馬県の伊香保温泉は、温泉好きなら一度は訪れてほしい名湯のひとつ。石段街の風情ある景色とともに、温泉の歴史や文化をじっくり感じられる場所です。

伊香保温泉には「黄金の湯」と「白銀の湯」という2種類の源泉があり、成分の違いによって色や肌触りが全然違います。まさに「成分が溶け込んでいる」ことを肌で実感できる温泉地です。

今回ご紹介する宿は、どれも伊香保の中心地に位置する老舗旅館ばかり。温泉の豆知識を頭に入れながら、ゆっくり湯船に浸かってみてください。

宿名 住所 予約
伊香保温泉 心に咲く花 古久家(こくや) 群馬県渋川市伊香保町伊香保52 楽天トラベルで宿泊プランを見る
伊香保温泉 森秋旅館 群馬県渋川市伊香保町伊香保60 楽天トラベルで宿泊プランを見る
伊香保温泉 お宿玉樹 群馬県渋川市伊香保町伊香保87-2 楽天トラベルで宿泊プランを見る

森秋旅館の宿泊記はコチラです >> 森秋旅館宿泊記

森秋旅館宿泊記

皆さん、こんにちは!湯けむり散歩人です。 今回は、伊香保温泉の象徴ともいえる石段街から徒歩1分という、誰もが心惹かれる絶好のロケーションに建つ老舗宿、「森秋旅館」で、忘れられないひとときを過ごしてきました。 石段街のすぐそばで、[…]

伊香保温泉 森秋旅館 宿泊記|

まとめ:温泉の「なぜ?」を知るともっと楽しくなる

今日の話をざっくりまとめると、こんな感じです。

  • 温泉は25℃以上、または特定の成分を含むことで認められる
  • 25℃以上あることは、成分が含まれている「状況証拠」になる
  • 外気温より7℃以上高いと、地下水に特別な成分が溶け込むと考えられている
  • 台湾は30℃以上、アメリカは21.1℃(華氏70度)など、国によって基準が異なる

温泉に入るとき、「この温度が成分の証拠なんだな」と思いながら湯船に浸かると、なんだか体の芯から温まる気がします(単純かな・笑)。

群馬県は温泉王国と呼ばれるだけあって、個性豊かな温泉地がたくさんあります。

次の旅の計画を立てながら、ぜひ温泉の豆知識も楽しんでみてください。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
なんか今すぐ温泉入りたくなってきた!伊香保、今度絶対行く〜♪
ぜひぜひ!伊香保の黄金の湯に浸かりながら「これが成分の証拠だ〜」って思ってみてよ(笑)。きっとひと味違う温泉体験になるよ!
温泉案内人
温泉案内人

↑宿泊予約は楽天トラベルがおすすめ↑