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泉質名の「カタカナ」に隠された驚きの意味と箱根温泉郷で理想の湯巡り

こんにちは、湯けむり散歩人です。つる舞う形の群馬県から、今日も温泉の深い魅力をお届けします。

皆さんは温泉宿のロビーや脱衣所に掲示されている「温泉分析書」をじっくり眺めたことはありますか?

そこには「ナトリウムー塩化物泉」とか「カルシウムー硫酸塩泉」といった、ちょっと難しそうな名前が並んでいますよね。

実は、この名前に使われている「カタカナ」と「漢字」には、温泉の性質を解き明かすとっても大切なルールが隠されているんです。

今回は、知っていると温泉選びがもっと楽しくなる、泉質名の秘密についてお話ししましょう。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
ねえ、温泉の名前って、なんで「ナトリウム」みたいにカタカナが入ったり、「塩化物泉」みたいに漢字が入ったりするの?全部漢字の方がカッコいい気がするんだけどな♪
ははは、確かにそうだね。でも、このカタカナと漢字の使い分けには、実は化学的な理由があるんだよ。これを知ると、その温泉がどんな性格なのかがひと目で分かるようになるんだ。ちょっと解説してみようか!
温泉案内人
温泉案内人

カタカナは「プラス」、漢字は「マイナス」?泉質名の法則

温泉の泉質名は、そのお湯に溶け込んでいる主要な成分(イオン)の名前を組み合わせて作られています。

ここで面白いのが、カタカナ部分は「陽イオン(プラスイオン)」を指し、漢字部分は「陰イオン(マイナスイオン)」を指すというルールです。

例えば「ナトリウムー塩化物泉」の場合、「ナトリウム」が陽イオンで、「塩化物」が陰イオンということになります。

温泉の性質や肌触り、そして体への影響(適応症)は、実はこの「漢字部分(陰イオン)」に強く現れる傾向があるんです。

だから、今のルールでは漢字の部分が分類の主役になっているんだよ。

カタカナ部分は、その成分がどんな物質と結びついているかを示す、いわば「お湯の成り立ち」を教えてくれる重要なヒントといえるものだね。

懐かしの「旧泉質名」を知ると温泉がもっと身近に!

「最近の泉質名は長くて覚えにくい」と感じる方も多いかもしれませんね。

実は、昔はもっと直感的な名前で呼ばれていました。これを「旧泉質名」と言います。

旧泉質についてはこちらの記事で解説しています >> 温泉の旧泉質名と現在の泉質名の対応表

温泉の旧泉質名

こんにちは、湯けむり散歩人です。 温泉地の脱衣所に掲示されている「温泉分析書」をじっくり眺めるのが私の密かな楽しみなんです。でも、あそこに書かれている名前って、時々すごく難しく感じませんか? 「ナトリウムー塩化物泉」と言われれば[…]

旧泉質名と現在の泉質名の対応表と別府温泉の魅力を紹介

例えば、今の「ナトリウムー塩化物泉」は、昔は「食塩泉」と呼ばれていました。

文字通り、塩分を含んだお湯のことですね。

他にも、「ナトリウムー炭酸水素塩泉」は「重曹泉」、「カルシウムー硫酸塩泉」は「石膏泉」といった具合です。

昔の人は、お湯の味や手触り、効能から、身近な物質に例えて名前をつけていたんですね。

現在はこれらが細かく統合・分類されていますが、カタカナと漢字の組み合わせを見ることで、「あ、これは昔で言うところの重曹泉だな。美肌の湯だ!」とピンとくるようになると、温泉通への第一歩です。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
へぇ〜!カタカナと漢字にそんな役割があったなんて。でも、結局どの順番で入るのが一番いいのかしら?せっかくなら効果的に楽しみたいわ!
いい質問だね!実は、温泉には「入る順番」の理想があるんだ。そのお手本のような場所が、実はあの有名な「箱根」にあるんだよ。
温泉案内人
温泉案内人

理想の湯巡りは「低い所」から「高い所」へ!箱根温泉郷の知恵

温泉地を巡る際、実は標高の低い場所にある「優しい泉質」から、標高の高い場所にある「刺激の強い泉質」へと移るのが、体への負担が少なくて理想的だと言われています。

これを完璧に体現しているのが、神奈川県の箱根温泉郷です。

箱根は、標高の低い箱根湯本などでは「単純温泉」という肌に優しいお湯が湧き、少し登ると「塩化物泉」、さらに高い大涌谷周辺や芦之湯などでは「硫黄泉」というように、標高が上がるにつれて刺激の強いお湯へと変化していくんです。

かつては「箱根七湯」と呼ばれた温泉地も、今では「箱根十七湯」や「二十湯」と言われるほど多様になりました。

この巨大な温泉郷を、標高に沿って順番に巡るだけで、理想的な湯治体験ができてしまう。

箱根が長く愛される理由は、こんなところにもあるのかもしれませんね。

温泉文化を次世代へ。私たちが今できること

さて、温泉を楽しむ一方で、私たちが忘れてはならないのが、この素晴らしい文化を守ることです。

最近では、台風被害などの自然災害で苦しんでいる名湯もあります。

例えば、鹿児島県の「湯川内温泉かじか荘」。足元からお湯が湧き出すという、温泉好きにはたまらない名湯ですが、2024年8月29日の台風10号で大きな被害を受けてしまいました。

その後、全国の温泉愛好家やボランティアからの支援・寄付を受けて復旧作業が進められ、2025年春に復活(プレオープン)を果たしました。

また、日本の「ONSEN」をユネスコ無形文化遺産に登録しようという動きも活発になっています。

署名活動などを通じて、世界に日本の温泉文化を広め、守っていく。私たち温泉ファンが、少しずつでも力になれたら素敵だと思いませんか?

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
大好きな温泉がなくなっちゃうのは悲しいものね。私も署名や応援、できることから始めてみるわ!ところで、今すぐ行けるおすすめの宿も教えてくれる?
もちろんだよ!泉質にこだわった、個性豊かな宿をいくつか紹介するね。どこも素晴らしいお湯が待っているよ。
温泉案内人
温泉案内人

温泉通が厳選!一度は浸かりたい名湯の宿リスト

今回ご紹介した泉質の知識を深めたら、ぜひ実際に足を運んで、その肌触りの違いを体感してみてください。

全国には、成分の個性が光る素晴らしい宿がたくさんあります。

施設名 住所・特徴 予約リンク
吸う温泉
湯治の宿 竜王ラドン温泉ホテル
湯ーとぴあ
山梨県甲斐市富竹新田1300-1
「吸う温泉」として有名なラドン温泉。体の芯から温まります。
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全室源泉かけ流し温泉付き旅館&グランピング
美肌の湯 こしかの温泉
鹿児島県霧島市隼人町松永2625
美肌の湯を独り占めできる贅沢な空間。グランピングも人気です。
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天然温泉掛け流しの宿
ホテルポニー温泉
青森県十和田市三本木佐井幅167-1
トロトロの肌触りが自慢の天然温泉。青森の自然に癒されます。
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まとめ:泉質名を知れば、温泉の旅はもっと深くなる

いかがでしたか?今までなんとなく眺めていた泉質名のカタカナと漢字。

そこに「プラス」と「マイナス」の化学的な意味があり、さらに昔の呼び名との繋がりがあることを知ると、温泉分析書がまるでお湯からのメッセージカードのように見えてきませんか?

箱根のように、泉質の変化を楽しみながら巡る旅も、温泉の奥深さを知る素晴らしい方法です。

自然の恵みである温泉を大切に思いながら、次の旅ではぜひ、成分表示をちょっと意識して「自分にぴったりのお湯」を探してみてくださいね。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
これからは分析書を見るのが楽しみになりそう。まずは標高の低い温泉から探してみようかな♪
その意気だね!温泉は知れば知るほど、体にも心にも効いてくるものなんだ。また面白い話があったら教えるから、いつでも聞いておくれよ。
温泉案内人
温泉案内人

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