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四万温泉の『積善館』宿泊体験記|千と千尋の世界を巡る旅


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「千と千尋の神隠し」の世界に飛び込みたい!って、きっと誰もが一度は夢見ますよね。

群馬県・四万温泉にある「積善館(せきぜんかん)」は、まさにその夢を叶えてくれる場所。どんな素敵な体験が待っているのか、気になっていませんか?

群馬に暮らして30年以上、数々の名湯を巡ってきた私が、心から「すごい!」と感じた積善館の本当の魅力を、とっておきの秘密と共にお届けしますね。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
ねえ、見て見て!あの赤い橋、まるであのアニメの世界に飛び込んだみたい!渡ったら戻ってこれなくなりそう!
ははは、やっぱりそこに感動するよね。あの橋は「慶雲橋(けいうんばし)」といって、積善館のシンボルなんだ。でもね、ここはただ見た目がいいだけじゃなくて、300年以上の歴史がある日本屈指の名湯なんだよ。
温泉案内人
温泉案内人

つる舞う形の群馬県に住み始めて30年以上。定年を迎えた今も、県内の名湯を巡るのが私の最高の生きがいです。

そんな私が「ここは一生に一度は行くべき」と自信を持っておすすめするのが、四万温泉にある積善館。特に本館の佇まいは、初めて見た瞬間に思わず息をのむほどの感動がありました。

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千と千尋の世界そのもの!赤い橋を渡って異世界へ

「慶雲橋(けいうんばし)」と積善館・本館

「慶雲橋(けいうんばし)」

四万温泉の温泉街を奥へ進むと、突如として現れるのが、あの有名な「慶雲橋(けいうんばし)」です。

鮮やかな朱塗りの橋の向こうには、重厚な木造建築の本館がそびえ立っています。まさに映画の冒頭、千尋が息を止めて渡ったあの橋の雰囲気そのもの!

実は積善館には、映画のモデルと言われるポイントがいくつもあります。

  • 赤い橋(慶雲橋): 油屋へと続く橋のモデル。
  • 鏡の通路: 佳松亭へと続く不思議なトンネル。
  • 洞窟のようなお風呂: 「元禄の湯」にある蒸し風呂。

積善館に宿泊しなくても見学できるのがこの赤い橋です。

四万温泉でこの景色を目の当たりにすると、一気に旅のテンションが上がります。写真映えも抜群なので、宿泊客以外の方も写真を撮りに訪れるほどの人気スポット。

でも、宿泊者だけが味わえる「夜のライトアップ」は、より一層幻想的で、本当に神様たちが集まってきそうな雰囲気でしたよ。

「千と千尋」の世界観を肌で感じたいなら、本館前の景色は絶対に見逃せません!


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迷路のような館内!「本館」から「山荘」・「佳松亭」で迷子に?

積善館は大きく分けて3つの建物で構成されています。
・レトロな湯治体験が楽しめる「本館(湯治棟)」
・桃山様式の贅を尽くした「山荘(旅館棟)」
・高台にあり、四季の自然を望む贅沢な「佳松亭(旅館棟)」

私たちは今回、本館に宿泊しましたが、スタッフさんの説明を聞いても迷ってしまいました!

この「迷宮感」も積善館の大きな魅力のひとつですね。

ここでひとつ、快適な旅のためのアドバイス。お車で行かれる際、本館前の道は非常に狭いんです。

特に大型車の方は、佳松亭側の上の駐車場を利用するのが正解です。佳松亭のロビーから入館し、長い通路やエレベーターを通って本館へ向かう順路は、建物の構造を存分に楽しめるので、ぜひ体験してみてほしいですね。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
建物の中が迷路みたいでワクワクする!本館の展示室も歴史が詰まってて見応えあったなぁ。
本館のフロント隣にある展示室は必見だね。東京からなら直行バス「四万温泉号」を使えば約3時間半で着くから、アクセスも意外と便利なんだよ。
温泉案内人
温泉案内人

日本最古の湯治建築!積善館・本館の魅力

積善館・本館

積善館・本館

積善館の創業は元禄4年(1691年)、開業は元禄7年(1694年)。なんと300年以上もの歴史を誇る老舗中の老舗なんです。

本館は群馬県の重要文化財、山荘は国の登録有形文化財に指定されており、建物自体がひとつの大きな「歴史博物館」のようです。

今回私たちが宿泊したのは、創業時の面影を色濃く残す「本館」。豪華な設備があるわけではありませんが、昔ながらの湯治宿の雰囲気がそのまま残っていて、どこを切り取っても絵になります。

フロント隣の展示物と廊下のBGM

本館フロントの隣にある部屋には、昔の湯治道具や宿の歴史を物語る展示物があり、まるでタイムカプセルのような展示室があります。

江戸時代から続くこの宿が、いかに多くの旅人を癒してきたかが伝わってきます。

本館に到着すると、ギシギシと鳴る床や、磨き上げられた木の階段が迎えてくれます。

お部屋もシンプルですが、畳の匂いと古い木造建築特有の落ち着きがあって、都会の喧騒を完全に忘れさせてくれました。

廊下を歩く「ギシッ」という音すら、心地よいBGMに聞こえてくるから不思議です。

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まるで映画のワンシーン!赤い橋と「鏡の通路」

積善館といえば、なんといってもあの「赤い橋」、本当に素敵ですよね。

橋を渡る瞬間は、年齢なんて関係なく、誰もが童心に帰ってワクワクしちゃう魔法の体験。

SNSでも大人気のスポットですが、実物の迫力は写真以上、感動もひとしおです。

有名な赤い「慶雲橋」だけでなく、山荘へと続く「鏡の通路」、そして元禄の湯にある「洞窟の蒸し風呂」など、映画のシーンを想起させる場所が随所に散りばめられています。

さらに館内には、アニメファンなら「わぁ!」と胸が高鳴るような「鏡の通路」や「洞窟のようなトンネル」も点在しています。

洞窟のようなトンネル(トンネルの先は別世界)

洞窟のようなトンネル

これらを探検するだけでも、まるで冒険気分で、宿泊する価値は十分にありますよ。忘れられない思い出が作れるはずです。

迷宮?歴史が交差する「佳松亭」「山荘」「本館」のつながり

積善館は、大きく分けて「本館」「山荘」「佳松亭(かしょうてい)」という3つの建物で構成されています。

それぞれ趣が違うのですが、初めて行くならその構造の複雑さに驚くはずですよ。

これらはすべて廊下で繋がっていますが、その構造はまさに「迷路」のよう。高低差もあって、最初はまるで謎解き気分で、自分がどこにいるのか分からなくなるほどです。

でも、それがまた積善館ならではの、ミステリアスで魅力的な体験なんですよね。

私も初めて宿泊した際は、スタッフの方の温かい説明に耳を傾けながら、まるで宝探しのように部屋まで辿り着きました。

この複雑な構造こそが、積善館の奥深い魅力をさらに引き立てているのかもしれません。

「本館」「佳松亭」「山荘」どこに宿泊するのがおすすめ?

レトロな雰囲気や、昔ながらの「湯治」の空気感をダイレクトに味わいたいなら、迷わず本館がおすすめ。

この3つの建物はつながっているのでどこに宿泊しても、国の登録有形文化財に登録されている「元禄の湯」は利用できます。

ただ、建物内部はまるで迷路!階段や通路が入り組んでいるので、慣れるまでは迷ってしまうかも。

でも、その「迷路感」こそが積善館の探検の醍醐味なんですよね。

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温泉マニアも唸る!「元禄の湯」と飲泉体験

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
ねぇ、本館のお風呂ってなんだか不思議な形をしてるのね。タイル張りでレトロだけど、どうやって入るのが正解なの?
それが『元禄の湯』だよ。大正ロマンを感じさせる重要文化財級の、心ときめくお風呂。5つの浴槽があって、それぞれ少しずつ温度が違うよ。交互に入って、自分にぴったりの温度を見つけるのが、最高の楽しみ方なんだよ。
温泉案内人
温泉案内人

5つの浴槽と歴史ある蒸し湯

元禄の湯

本館の名物「元禄の湯」は、積善館を訪れたら絶対に外せない、感動の名湯です。

1930年に建てられたこの浴場は、大正時代の建築様式を残して天井が高く、自然光が差し込む美しい空間です。

脱衣所と浴室が一体となっています。現代の様に、脱衣所が別室にはなっていません。

お風呂は床に埋め込まれた5つの石造りの浴槽が特徴で、それぞれ少しずつ温度や雰囲気が違うのも面白いところ。湯船の底からお湯が湧き出ています。

蒸し湯(利用中は、扉を締め、入口の札を裏返す)

蒸し湯

また、ぜひ体験してほしいのが「蒸し湯」。お湯の熱気で体を温めるスタイルで、現代のサウナとは一味違う、じんわりと心と体に染み渡るような深い癒しを味わえます。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
5つも浴槽があるんだ!全部入ってもいいの?あと、なんか小さな扉があった気がするんだけど……。
もちろん全部入ってOKだよ。温度が微妙に違ったりするからお気に入りを探してみて。あと、その小さな扉は「蒸し風呂」なんだ。サウナの原型みたいなもので、一度入ると病みつきになるよ。
温泉案内人
温泉案内人

飲泉で体を中から整える贅沢

「元禄の湯」の入口手前の「飲泉(いんせん)所」

「元禄の湯」の入口手前には「飲泉(いんせん)所」があり、四万の温泉を実際に飲むという、特別な体験ができます。

温泉を飲むというのは、まさに「湯治」の醍醐味であり、体の中から新しい自分に出会えるような贅沢。少し癖はありますが、体に良い成分がじんわりと染み渡るような感覚は、きっと忘れられません。

四万温泉は「日本三大胃腸病の名湯」としても知られていて、飲むと体に良いと言われています。

「四万の病を治す」と言われる名湯を、体の中からも取り入れられるなんて贅沢ですよね。

空のペットボトルを用意しておけば、この貴重な温泉を持ち帰ることも可能。自宅でも四万の恵みを感じられるのは、温泉を愛する私たちにとって、たまらない喜びですよね。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
元禄の湯、本当におしゃれでびっくり!あの蒸し風呂も、なんだか神秘的だったわぁ~。
四万温泉は「飲めば胃腸に、浸かれば肌に」と言われる名湯なんだ。飲泉所ではぜひ一口飲んでみて。少し独特の味がするけど、これこそが温泉の恵みなんだ。
温泉案内人
温泉案内人

この「元禄の湯」は日帰り入浴も行っていますので、積善館に宿泊しなくても利用できます。但し、佳松亭や山荘の浴場は利用できません。日帰り入浴できるのは「元禄の湯」だけです。

温泉成分分析表

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心に染みる「積善弁当」と名物こしね汁

今回、本館での夕食は伝統的な湯治食の流れを汲む「積善弁当」をいただきました。松花堂風の整ったお弁当ですが、そのボリュームと丁寧な味付けに大満足。

特に感動したのが、名物の「上州麦豚こしね汁」です。こんにゃく(こ)、しいたけ(し)、ねぎ(ね)の頭文字をとった群馬らしい郷土料理で、これがまた体に染み渡る美味しさ!

おかわり自由なのも嬉しいポイントです。贅沢をしたい方は山荘や佳松亭の会席料理も素晴らしいですが、本館で歴史を感じながらいただく湯治食も、格別の味わいがありますよ。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
こしね汁、美味しくて思わずおかわりしちゃった!群馬の野菜の旨みがギュッと詰まってる感じ。
湯治食っていうと質素なイメージがあるかもしれないけど、積善館のお弁当は本当に満足度が高いんだ。お腹も心も満たされる、まさに養生の食事だね。
温泉案内人
温泉案内人

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積善館を遊び尽くす!全ての浴場を利用できる贅沢

積善館に泊まる最大のメリットの一つは、「どの建物に泊まっても、全ての浴場を利用できる」という点です。

  • 元禄の湯(本館): 大正浪漫の雰囲気。
  • 杜の湯(佳松亭): 四季折々の景色を楽しめる開放的な露天風呂。
  • 山荘の家族風呂: プライベート感たっぷりの貸切風呂。

本館のレトロなお風呂を楽しんだ後は、少し足を伸ばして佳松亭の豪華な露天風呂へ。

迷路のような館内を移動しながらの「館内湯めぐり」は、積善館ならではの楽しみ方です。

建物のグレードによって宿泊料金は変わりますが、お風呂に関しては全員が平等に楽しめるのが嬉しいポイントですね。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
へぇ?!じゃあ本館にお得に泊まって、お風呂は全部制覇するのが通の楽しみ方かも!?
正解!特に佳松亭の「杜の湯」は夜に入るとライトアップが綺麗で、本館とはまた違った高級感が味わえるから、ぜひ行ってみてほしいな。
温泉案内人
温泉案内人

実際に泊まってわかった!宿泊のリアル

駐車場選び

初めて車で訪れる際に、ちょっとしたポイントがあります。駐車場の場所ですね。

本館の駐車場を利用するにはあの「赤い橋」を渡ります。また赤い橋を渡ってから駐車場へ移動する時、建物の下を通ります。

どちらも横幅が狭いので、大型車や車の運転に不慣れな人は慎重な運転が求められます。

また駐車スペースも限られているので、おすすめは、佳松亭の上の駐車場を利用することです。

ここで注意が必要なのが、佳松亭の上の駐車場へ行くルートは、四万温泉街を通らないということです。国道353号線を奥四万方面に向かい、桐の木大橋を過ぎた先を右折して佳松亭に向かいます。

事前にアクセスを確認することをおすすめします。積善館本館の方に行ってしまうと、戻ってこないといけません。

ワクワクする館内

「佳松亭」の立派なロビーを通って入館して、本館に向かいますが、これがまた面白いんです。

佳松亭から本館へは、エレベーターと長い通路を抜けて移動します。

まるで別のホテルへ移動しているかのような不思議な感覚になりますが、これも積善館ならではの面白い体験。

迷うのもまた、旅の醍醐味と楽しんでみてくださいね。

まとめ:四万温泉 積善館で過ごした特別なひととき

四万温泉の伝説

四万温泉の伝説

四万温泉の積善館は、単なる宿泊施設ではなく、訪れる人それぞれの心に深く刻まれる、ひとつの「歴史と感動の結晶」です。

群馬県民として、これほど素晴らしい場所が身近にあることを心から誇りに思いますし、皆さんにぜひ体験してほしいと願っています。

日常の喧騒から離れ、レトロな空間で心と体を癒したい。そんな時は、ぜひ赤い橋を渡って、積善館の不思議な世界へ迷い込んでみてください。

きっと、他では味わえない特別な思い出と、新しい感動があなたを待っているはずです。

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