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草津温泉の湯けむりに包まれると、群馬に住んで30年以上の私でも「やっぱりここは特別だな」と背筋が伸びる思いがします。
初めて訪れる方は、あまりの湯の勢いと数に圧倒されて、どこから手をつければいいか迷ってしまうかもしれませんね。
この記事では、定年後に温泉三昧の生活を送る私が、初心者の方でも絶対に失敗しない外湯巡りの黄金ルートと、地元民だからこそ知る楽しみ方の極意をこっそりお教えします。
この記事の目次
草津温泉の外湯巡り、まずはここから!基本の楽しみ方
湯畑を拠点にするのが成功の近道
草津温泉の心臓部である「湯畑」は、外湯巡りにおいて絶対に外せないスタート地点です。ここを中心に主要な浴場が点在しているため、まずは湯畑の周りをのんびりと一周歩くことから始めてみてください。
湯畑から立ち上る硫黄の香りを嗅ぐと、私の場合は「あぁ、今日も元気で温泉に来られた」と感謝の気持ちが湧いてきます。足湯に浸かって、旅のプランを練り直すのも贅沢な時間ですよ。
共同浴場は「お邪魔します」の精神で
草津には「共同浴場」と呼ばれる、地元の方が日常的に利用しているお風呂が数多く存在します。これらは観光施設ではなく、あくまで地元の生活の場であることを忘れないでくださいね。
挨拶を交わし、湯船に入る前にしっかりと掛け湯をする。そんな当たり前のマナーが、最高に心地よい空間を作ってくれます。
私も最初は緊張しましたが、今では地元のおじいちゃんと世間話をするのが密かな楽しみになっています。これこそが、ガイドブックには載っていない旅の醍醐味です。
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初心者におすすめの黄金ルート!効率的な巡り方
「千代の湯」で伝統の『時間湯』の雰囲気を味わう

最初に利用したいのが湯畑から西の河原通りへ向かうとすぐ左手にある「千代の湯」です。
ここでは、草津伝統の入浴法である「時間湯」を体験することもできます。「時間湯」を利用できる男女別の時間が決められているので、時間が合えばラッキーです。
突き当りの入口が「時間湯」の入口です。利用できる時間以外は施錠されています。
突き当りの手前の左右にあるのが「千代の湯」です。右手が男湯、左手が女湯です。
こぢんまりとした浴場ですが、その分、お湯の鮮度が非常に高いのが特徴です。肌にピリリとくる感覚は、まさに草津温泉の真骨頂といえます。
この「千代の湯」は草津温泉の外湯の中では「温湯」になるので、まずはこの千代の湯で草津温泉の熱さに慣れましょうね。
湯上がりに建物の外で風に当たると、火照った体に群馬の冷涼な空気が心地よくて、つい「極楽、極楽」と独り言が出てしまいます。
「地蔵の湯」で静かに湯けむり情緒に浸る

次に向かうのは、裏草津にある「地蔵の湯」です。
裏草津へ行くお中までは上り坂になるので、頑張りましょう。
「地蔵の湯」は、名前の通りお地蔵様が祀られている静かなエリアにあります。湯畑の喧騒から少し離れるため、落ち着いて温泉を楽しみたい方にはぴったりです。
ここのお湯はどこか優しく、肌にしっとりと馴染む感覚があります。湯畑周辺の刺激的な湯とはまた違った表情を見せてくれるのが、草津の面白いところですね。
私は、ここのお地蔵様に手を合わせてからお湯に入るのを習慣にしています。心まで洗われるような、そんな清々しい気持ちになれる特別な場所です。
またお地蔵様の近くには、ここでしか体験できない「顔湯」がありますので、是非体験してみてください。

「白旗の湯」で草津の強酸性を体感する
最後が湯畑のすぐ横にある「白旗の湯」です。
草津の中でも特に歴史が古く、源頼朝が発見したとも伝えられています。建物自体も木造で趣があり、入る前から期待感が高まるはずです。
ここのお湯は少し白濁していて、草津らしい強酸性の刺激をダイレクトに感じることができます。熱めのお湯なので、最初は無理をせず、足先からゆっくりとお湯に慣らしていくのがコツですよ。
とにかくここの湯は熱いです。最初は1分も浸かっていれないと思います。
浴槽が2つあり、地元の人に言わせると「入って左手前のほうが若干温い」との事ですが、それでもびっくりするほど熱いです。
我慢して2~3分も浸かっていると、体中が赤くなります。それほど熱いですよ。
私はここの高い天井を見上げながら、お湯に浸かる時間が大好きです。歴史の重みを感じて、日々の疲れがスッと抜けていくのがわかります。
ここで一つ、入浴のコツを伝授します。(地元の方に教えて頂きました。)
湯船に浸かる前に、洗い桶に湯を汲んでおきます。そうすると湯船に浸かっている間に洗い桶の湯温が下がるので、湯船から出た時、まずは洗い桶の湯をかぶると体の火照りが緩和されます。
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観光客が絶対に知っておくべき外湯の注意点
温度に注意!草津の湯は想像以上に熱い
初めて草津の温泉に入る方が一番驚くのは、その「温度」ではないでしょうか。42度から45度を超えることも珍しくなく、慣れていないと足を入れた瞬間に飛び上がってしまうかもしれません。
「熱いから」といって勝手に水道で薄めるのは厳禁です。まずは手桶でお湯を体に何度もかける「掛け湯」を念入りに行い、体を熱さに慣らすのが地元流の入り方です。
私も以前、焦って肩まで浸かろうとして大失敗したことがあります。温泉は逃げませんから、自分のペースでゆっくりと向き合うのが一番ですよ。
タオルと飲み物は必須アイテム
外湯には脱衣所はありますが、タオルやシャンプーなどの備え付けは一切ありません。小さなタオル一枚でもいいので、常に持ち歩くようにしましょう。
また、草津の湯はエネルギーをかなり使います。入浴後は喉が渇きますので、水分補給用の飲み物も忘れずに用意しておいてくださいね。
私はいつも、地元の酒屋さんで冷えたサイダーや水を買ってから湯巡りを始めます。温泉から出た後の一口は、どんな高級シャンパンよりも美味しく感じますから。
「湯けむり散歩人」が教える穴場と楽しみ方
湯上がりに立ち寄りたい絶品グルメスポット
外湯巡りでお腹が空いたら、湯畑周辺の食べ歩きも楽しみの一つです。特におすすめなのは、蒸したての「温泉まんじゅう」と、香ばしい「焼き鳥」です。
西の河原通りにあるお店では、試食のおまんじゅうとお茶を出してくれるのですが、その温かさが身に沁みます。
群馬の人はおせっかいなほど親切な人が多いので、会話を楽しみながら味わってみてください。
定年後の私にとって、こうしたお店の方との何気ないやり取りが、旅をより豊かなものにしてくれるエッセンスになっています。
夜の湯畑周辺を散策する贅沢
もし一泊されるのであれば、夜の湯畑周辺は絶対に歩くべきです。ライトアップされた湯畑は幻想的で、昼間とは全く違う表情を見せてくれます。
湯けむりが光に照らされてゆらゆらと動く様子は、まるで生き物のように美しく、いつまでも眺めていられます。浴衣に下駄を鳴らして歩けば、これぞ日本の温泉情緒といった気分に浸れますよ。
私も夜の散歩が大好きで、冬の寒い時期でもしっかりと防寒をして出かけます。あの凛とした空気の中での夜景は、一見の価値ありです。
まとめ:草津温泉で心も体もリフレッシュするために
草津温泉の外湯巡りは、単にお風呂に入るだけのイベントではありません。歴史、文化、そして地元の人々の暮らしに触れる貴重な体験です。
熱いお湯に驚き、湯畑の美しさに感動し、美味しいものを食べる。そんなシンプルなことが、日常で凝り固まった心を柔らかく解きほぐしてくれます。
つる舞う形の群馬県が誇るこの名湯を、ぜひ五感で楽しんでください。
私が30年経っても飽きない理由が、きっとあなたにも伝わるはずです。あなたの草津観光が、一生の思い出に残る素晴らしいものになることを心から願っています。
草津旅行の参考にどうぞ:
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