普段は「温泉王国」群馬の魅力を発信していますが、今回は少し足を延ばして岩手県へ!
宮沢賢治の故郷であり、豊かな自然と歴史が息づく花巻温泉郷へ2泊3日の旅に出かけてきました。
新幹線と無料送迎シャトルバスを使った、車なしでも楽しめる充実のコースです。
温泉宿での極上の湯巡りから、バラ園、お腹いっぱいのわんこそば体験、宮沢賢治の世界まで、私たちが実際に体験して感動した旅の様子を余すことなくお届けします!
この記事の目次
移動も楽々!新幹線と無料送迎シャトルバスで花巻温泉へ
今回の旅のスタートは、東北新幹線「新花巻駅」。改札口を出るとあんぱんの自動販売機がお出迎えしてくれました。
花巻温泉名物あんぱんの自動販売機

ここから宿までは、宿泊者専用の無料送迎シャトルバスを利用しました。
このバス、完全予約制(宿泊日の3日前まで)ですが、駅の改札を出てから重い荷物を持ったまま迷うことなく宿まで直行できるので、本当に便利。
慣れない土地での運転が不安な方や、のんびりとお酒も楽しみたい旅には最適のサービスです。窓の外に広がる岩手ののどかな風景を眺めているうちに、あっという間に花巻温泉に到着しました。
新幹線+無料送迎バスの組み合わせなら、遠方からでもストレスなく花巻温泉郷に到着できますよ。
無料送迎バスの利用方法と注意点
- 利用には事前予約が必要(宿泊日の3日前までに連絡)
- 新花巻駅の改札を出てすぐの場所から発着
- 運行ダイヤはホテル公式サイトで確認可能
当日予約はできないので、必ず事前にホテルへ連絡しましょう。バスは定刻発車なので、余裕を持って駅に到着しておくと安心です。
宿泊先は老舗の安心感「花巻温泉 ホテル千秋閣」
今回お世話になったのは、花巻温泉の顔とも言える「ホテル千秋閣」さん。フロントに入った瞬間、スタッフさんの温かい笑顔に迎えられ、長旅の疲れがフワッと解けるようでした。
ロビーラウンジではウェルカムドリンクのサービスがあります

チェックイン時に湯巡りの方法や館内施設について丁寧に説明してくれるので、初めて訪れる方でも安心です。
この宿の最大の魅力は、なんといっても隣接する「ホテル紅葉館」「ホテル花巻」と館内通路で繋がっていること!
スリッパのまま、宿泊者は3つのホテルの全てのお風呂を無料で行き来できます。湯巡りで気分を変えながら、何度でも温泉を楽しめるのが花巻温泉の醍醐味です。
| 郵便番号 | 025-0304 |
| 住所 | 岩手県花巻市湯本第1地割125 |
| アクセス | 花巻IC:右折後直進4km(5分)、JR新花巻駅・JR花巻駅:無料送迎バス20分(定時運行・完全予約制) |
| 駐車場有無 | 有り 600台 無料 |
奥さんも大感激!夢のような「バラ風呂」と贅沢な3館湯巡り
到着して一息ついたら、さっそくお目当ての温泉へ。花巻温泉の泉質は「単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)」。
無色透明でさらりとしていますが、肌に触れると驚くほど柔らかいんです。刺激が少ないので、何度でも浸かりたくなってしまう「美肌の湯」ですね。
特に奥さんが感動していたのが、ホテル千秋閣の女性大浴場で期間限定(4月下旬〜10月下旬)で開催されている「バラ風呂」です!
| 施設名 | 温泉の特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| ホテル千秋閣 | 千秋の湯(単純温泉) | 女性限定のバラ風呂(期間限定)が人気!広々とした内湯でゆったり。 |
| ホテル紅葉館 | 紅葉の湯(単純温泉) | 岩造りの露天風呂が開放感抜群。四季の移ろいを楽しめます。 |
| ホテル花巻 | 花巻の湯(単純温泉) | ひのき露天風呂や岩盤露天風呂があり、香りと温まりが抜群。 |
2日目はバラ園と釜淵の滝へ!
2日目は、花巻温泉の周辺を観光しました。花巻温泉郷の周辺観光スポット探索と「わんこそば」を体験しました。
花巻温泉の周辺には、朝の散策にぴったりな釜淵の滝と色とりどりのバラが咲き誇るバラ園があります。
- 釜淵の滝:大きな一枚岩を流れる美しい滝。遊歩道も整備されていて朝の散歩に最適。
- 花巻温泉バラ園:約450種・6,000株のバラが咲く圧巻の庭園。ライトアップも幻想的。
朝は「釜淵の滝」を散策
まずは宿の近くにある「釜淵の滝」を散策。賢治も愛したというこの滝は、大きな岩を滑り落ちる清流が美しく、マイナスイオンをたっぷり浴びることができました。
釜淵の滝

釜淵の滝までは遊歩道が整備されていますが、至る所に「熊よけの鐘」が設置されていました。花巻温泉に熊が出没したというニュースは聞いていませんが、熊が出る可能性があるのですね。
一人ではちょっと怖い気がします。今回は4人だったので心強かったです。勿論「熊よけの鐘」は設置されている都度鳴らしました。
熊よけの鐘

釜淵の滝の案内板

釜淵の滝を見学した後は、遊歩道を戻らずに、そのまま佳松園の方へと進んでいきました。そうすると佳松園の手前に吊り橋があり、結構揺れたので慎重に渡りました。
吊り橋(紅葉橋)

帰り道は、佳松園の駐車場を通って行きます。今度は佳松園に泊まってみたいです。
佳松園

花巻温泉で絶対に外せない「バラ園」
千秋閣から「バラ園」までは数分です。駐車場を横切って行く感じです。
花巻温泉のホテル宿泊者には入園料の割引があります。ホテルで割引券をもらわなくても、入園券のチケットブースで、宿泊しているホテル名を告げれば割引してもらえました。
花巻温泉バラ園は、宮沢賢治が設計した南斜花壇跡地を活用して1960年に開園しました。宮沢賢治ゆかりの碑や日時計花壇もあります。

Fairy’s Bell とバラ味のソフトクリーム

気に入ったバラは購入することも出来ます。又夏から秋の季節はライトアップされた「ナイトローズガーデン」が開催されていますので、夜も楽しむことが出来ます。
(昼のチケットで夜も入場できます。)
3日目は花巻温泉郷の周辺観光スポットと「わんこそば」に挑戦!
3日目は、宮沢賢治の世界に浸り、お昼の食事は「わんこそば」を体験しました。
花巻市街での観光地は、
- 宮沢賢治記念館・童話村:賢治の生涯や作品の世界を体感できるスポット。
- イギリス海岸:賢治が名付けたノスタルジックな川岸。
- 花巻城跡:城下町の歴史を感じる散策スポット。
宮沢賢治記念館と童話村は、新花巻駅からタクシーで宮沢賢治記念館へ行くのがおすすめです。山の上まで歩かなくてもいいし、童話村へ行くのは下り坂になるので、息が切れません。
タクシーは約10分ほどで着きます。料金は1,000円程度でした。帰りもタクシーを呼べます。(迎車料金が無料なのはありがたかったです。)
宮沢賢治記念館

宮沢賢治記念館からイーハトーブ館までは、遊歩道を歩いていけます。下り坂になるので、
宮沢賢治童話の森周辺マップ

遊歩道の途中には珍しい「野村モミジ」がありました。
野村モミジ

写真には写っていませんが、イーハトーブ館の向かって右のところが工事中でした。新しいアイテムが出来るのか?何ができるのでしょうか?
イーハトーブ館

イーハトーブ館から宮沢賢治童話村までは、平坦な道路をあるいて10分ほどです。
宮沢賢治童話村

童話村のファンタジックな空間は、大人になってもワクワクするものですね。光と音の演出に、すっかり童心に帰ってしまいました。
そして、お昼はお待ちかねの「わんこそば体験」!宮沢賢治も通ったという「やぶ屋 花巻総本店」にお邪魔しました。
花巻名物「わんこそば体験」で大盛り上がり!
花巻といえば、やっぱりわんこそば!2日目のランチは、名物のわんこそばに挑戦しました。
お給仕さんの威勢の良い掛け声とともに、一口サイズのおそばが次々とお椀に入れられ、気がつけば夢中で食べていました。
薬味で味変しながら楽しめるのも魅力です。終わりたい時はお椀に素早くふたをするのがルール。
記念証明書や横綱認定ももらえて、旅の思い出になります。
わんこそば体験の流れとおすすめ店
- お給仕さんがそばをどんどんお椀に入れてくれる
- 薬味で味変を楽しめる(海苔・ネギ・とろろ・マグロなど)
- 終わりたい時はお椀に素早くふたをする
100杯超えを目指すのも良し、ゆっくり味わうのも良し。お腹も心も満たされる体験です。
おすすめは「やぶ屋 花巻総本店」や「嘉司屋」などの老舗です。
時間があれば民話の里「遠野」へ足を伸ばすのもおすすめ。カッパに出会えるかも!?
今回は時間の関係で行けませんでしたが、時間があれば、少し足を延ばして民話のふるさと・遠野へいくのもおすすめです。
JR釜石線で花巻駅から約1時間の移動です。ここは「遠野物語」の舞台となった場所。どこか懐かしく、少し不思議な空気が漂っています。
「とおの物語の館」では語り部さんの生の昔話が聞けます。
そして「カッパ淵」では、キュウリがついた竿でカッパを釣りです。(笑)でも、あの静かなせせらぎを見ていると、「本当にカッパが出てくるかも…」なんて思わせてくれるから不思議です。
「伝承園」では、岩手伝統の「南部曲り家」が見学できます。
馬と人間が一つ屋根の下で暮らしていた知恵と歴史に触れ、心が温まります。
- とおの物語の館:民話や昔話を五感で体験できる施設
- カッパ淵:伝説のカッパに出会えるかも?遊び心満点のスポット
- 伝承園:遠野の伝統的な曲り家や暮らしを学べる
遠野まで足を伸ばせると、花巻温泉郷の旅にもうひとつの彩りを加えてくれますね。
花巻温泉・花巻温泉郷の温泉詳細情報
花巻温泉は大正12年(1923年)に開湯した歴史ある温泉地です。台温泉からの引湯で始まり、今ではホテル千秋閣・紅葉館・花巻・佳松園の4つの宿が並ぶ一大リゾートとなっています。春は桜、初夏はバラ、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然に包まれた温泉街です。
泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、pH7.8の弱アルカリ性。無色透明・無味無臭で刺激が少なく、美肌の湯としても知られています。
湯上がりはお肌がしっとりスベスベ、体の芯から温まる感覚が長く続きます。
花巻温泉の泉質・効能・注意点
| 源泉名 | 花巻温泉(大清水源泉・県有銘水湧出) |
|---|---|
| 泉質 | 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) |
| 源泉温度 | 約58.0℃(使用時に調整) |
| pH値 | 7.8(弱アルカリ性:お肌に優しい美肌の湯) |
| 適応症 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進 |
| 禁忌症 | 急性疾患(特に熱のある場合)・活動性の結核・悪性腫瘍・重い心臓病・呼吸不全・腎不全・出血性疾患・高度の貧血・その他病勢進行中の疾患 |
お肌にやさしい泉質ですが、体調がすぐれない時や該当する禁忌症がある場合は、無理せずご利用を控えましょう。
まとめ:花巻温泉郷で心も体もリフレッシュ!
今回の花巻2泊3日の旅は、温泉・グルメ・歴史・文学と、どこを切り取っても素晴らしい思い出ばかりでした。特にホテル千秋閣を拠点にした湯巡りとバラ風呂は、温泉好きなら一度は体験してほしい贅沢です。
わんこそば体験も、ここでしか味わえない特別な思い出となりました。
群馬の温泉も素晴らしいけれど、岩手の豊かな自然と温かいおもてなし、そして極上の温泉、岩手の温泉にはまた違った力強さと優しさがありました。
花巻温泉 ホテル千秋閣
花巻温泉 ホテル千秋閣