この記事の目次
温泉のpHによる分類を知ろう
温泉はその水素イオン濃度(pH値)によって、大きく5つ以上に分類されます。一般的にpH7.0が「中性」とされ、それより数値が小さければ「酸性」、大きければ「アルカリ性」となります。
- 酸性:pH3.0未満
- 弱酸性:pH3.0以上6.0未満
- 中性:pH6.0以上7.5未満
- 弱アルカリ性:pH7.5以上8.5未満
- アルカリ性:pH8.5以上
これらの中でも、pHが極端に低いものは「強酸性」、高いものは「強アルカリ性」と呼ばれたりします。それぞれの特徴を、身近なものに例えながら見ていきましょう。
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強酸性の温泉:胃液やレモンのような刺激
まずは、数値が3.0未満の強酸性の温泉です。これは身近なもので言うと、「胃液(pH1.0〜2.0程度)」や「レモン(pH2.0〜3.0程度)」に相当します。
代表的な温泉地
- 秋田県:玉川温泉(pH1.2前後。日本一の強酸性として有名!)
- 山形県:蔵王温泉(pH1.5前後。石鹸が全く泡立たないよ)
- 群馬県:草津温泉(pH2.1前後。1円玉を漬けておくと溶けちゃうくらいのパワー!)
酸性の温泉:炭酸水やお酢のイメージ
次に、pH3.0〜6.0未満の酸性および弱酸性の温泉です。例えるなら「炭酸水(pH4.0前後)」や「お酢(pH3.0前後)」、そして少し数値が上がると「日本茶(pH5.0〜6.0)」や「人間の肌(pH5.5前後)」と同じくらいになります。
代表的な温泉地
- 長崎県:雲仙温泉(酸性)
- 長野県:渋温泉(弱酸性〜中性)
- 大分県:寒の地獄温泉(冷鉱泉だけど、しっかり酸性だよ)
中性の温泉:真水や牛乳のような優しさ
pH6.0以上7.5未満の中性の温泉は、私たちが普段使っている「真水(pH7.0)」や「牛乳(pH6.5〜7.0)」に近い状態です。
代表的な温泉地
- 新潟県:赤倉温泉
- 群馬県:四万温泉
アルカリ性の温泉:石鹸や重曹のクレンジング効果
pH7.5以上のアルカリ性(弱アルカリ性含む)の温泉。例えるなら、pH7.5〜8.5程度は「血液(pH7.4前後)」、pH9.0〜10.0以上になると「石鹸水や重曹(pH9.0〜10.5)」に近くなります。
さらにpH10を超えるような強アルカリ性の温泉は、「漂白剤」や「セメント」の数値に近づいていきます。ここまでくると、お湯の中で指をこすり合わせるだけで、指が溶けているんじゃないかと思うくらいヌルヌル・トロトロになります。
代表的な温泉地
- 静岡県:修善寺温泉(弱アルカリ性)
- 岐阜県:下呂温泉(アルカリ性)
- 埼玉県:都幾川温泉(pH11以上の強アルカリ性!)
- 神奈川県:飯山温泉(こちらも強アルカリ性で有名)
- 長野県:白馬八方温泉(日本トップクラスの強アルカリ性!)
究極の温泉状態「純温泉」って?
さて、pHの違いがわかったところで、もう一つ覚えておいてほしい言葉があります。それが純温泉(じゅんおんせん)という考え方。
どんなに良いpH値の温泉でも、塩素消毒で成分が変わってしまったり、加水して薄まってしまってはもったいないですよね。「純温泉」というのは、源泉かけ流しにこだわり、塩素消毒をしていないオーガニックな温泉のことを指す言葉です。
温泉本来の個性が一番ダイレクトに感じられる、いわば「温泉のすっぴん状態」が純温泉です。
まとめ
いかがでしたか?温泉のpHを身近なものに例えると、その特徴がぐっと身近に感じられますよね。
| 分類 | pH値 | 例え | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 強酸性 | 3.0未満 | レモン、胃液 | 殺菌、ピリピリ |
| 中性 | 6.0〜7.5 | 真水、牛乳 | 優しい、刺激なし |
| アルカリ性 | 8.5以上 | 石鹸、漂白剤 | 美肌、ヌルヌル |
次に温泉に入るときは、ぜひ脱衣所の「温泉分析書」を覗いてみてください。
「あ、ここはレモンくらいの強酸性だ!」「ここは石鹸みたいな美肌の湯だね」なんて会話をしながら入れば、温泉の効果がもっとアップするかもしれませんよ♪
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