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温泉はいつか枯れる?枯れない温泉との違いや歴史のある名湯「修善寺温泉」

こんにちは、湯けむり散歩人です。群馬に住んで30年以上、週末になると県内の温泉地をふらりと訪れるのが私の生きがいです。

さて、皆さんは温泉に浸かりながら「このお湯って、いつかなくなっちゃうのかな?」なんて考えたことはありませんか?

今回は、温泉好きなら一度は気になる「温泉は枯れるのか、枯れないのか」というテーマについて、温泉通の視点から深掘りしていきたいと思います。

温泉の神秘的な成り立ちを知ると、いつもの湯船がもっと愛おしく感じられるはずですよ。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
ねえ、ニュースで『温泉が枯れた』なんて話を聞くことがあるけど、温泉って無限に湧き出ているわけじゃないの?
それはすごく良い質問だね!実は、温泉には『枯れにくいタイプ』と『いつか終わる可能性があるタイプ』があるんだ。その違いは、温泉がどうやって生まれたかに関係しているんだよ。
温泉案内人
温泉案内人

温泉は枯れるのか?その答えは「成り立ち」にあり

結論から言うと、温泉が枯れるかどうかは、その温泉がどのような仕組みで地上に湧き出しているかによって決まります。

温泉には大きく分けて、地球のサイクルの中で循環しているものと、太古の昔から地中に蓄えられてきたものがあるんです。

枯れにくい温泉の秘密は「循環」

私たちが普段楽しんでいる多くの温泉は、実は「雨や雪」がルーツです。空から降った雨や雪が地中に染み込み、それが地下深くにあるマグマの熱で温められ、再び地上に湧き出してくる……これが「循環水」による温泉です。

このタイプは、地球が雨を降らせ、地熱がある限り、基本的には枯れることがありません。イメージとしては、新しく降った雨が地下に浸透することで、すでに温まっている水を「トコロテン」のように押し出している形ですね。

ただし、地中に染み込んだ水が温泉として戻ってくるまでには、数年から、長いものでは数百年という歳月がかかると言われています。

今私たちが浸かっているお湯は、江戸時代や明治時代に降った雨かもしれない……そう思うと、なんだかロマンを感じませんか?

枯れる可能性がある温泉とは?

一方で、注意が必要なのが「掘削(くっさく)」によって無理やり汲み上げている温泉です。特に、地下深くの岩盤に閉じ込められていた太古の海水などが由来の温泉は「化石温泉」と呼ばれます。

新潟県の松之山温泉などが有名ですが、これらは1200年も前の海水が閉じ込められたものだという説もあります。

こうした温泉は、地下に眠っている資源の量が決まっているため、使い切ってしまえば終わってしまう「有限の資源」と言えます。

もちろん、埋蔵量が数万年分という膨大なケースもあり、実質的に半永久的と言える場所も多いのですが、資源としての性質は全く別物なのです。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
へぇ〜!雨水が何百年もかけて温泉になるなんて驚き。じゃあ、昔からある有名な温泉地は安心なのかな?
その通り!江戸時代より前から開湯されているような歴史ある温泉地は、機械で掘る技術がない時代から自然に湧き出していた(自噴していた)から、資源がとっても豊富で枯れにくい傾向にあるんだよ。
温泉案内人
温泉案内人

枯れにくい温泉地の特徴を知ろう

温泉巡りをする際に、「ここは資源が豊かだな」と感じるポイントがいくつかあります。特に、以下のような特徴を持つ温泉地は、枯れる心配が少なく、力強い湯量を楽しめることが多いです。

  • 火山型の温泉:蔵王温泉、草津温泉、万座温泉、赤倉温泉など。火山のエネルギーがダイレクトに伝わる場所は、湧出量も圧倒的です。
  • 歴史ある温泉地:掘削技術が未発達だった時代から自噴していた場所。余剰分が自然に溢れ出していたわけですから、そのポテンシャルは計り知れません。

私が住む群馬県の草津温泉や万座温泉も、まさにこの「火山型」の代表格。いつ行ってもドバドバとお湯が溢れている様子を見ると、地球のエネルギーの凄さを肌で感じますね。

温泉通が愛する名湯「修善寺温泉」の魅力

ここで、温泉の歴史と資源の豊かさを語る上で外せない場所をご紹介しましょう。静岡県にある「修善寺温泉(しゅぜんじおんせん)」です。

ここは、あの弘法大師(空海)が法具の「独鈷(とっこ)」で岩を打って温泉を湧出させたという伝説が残る、非常に歴史の古い温泉地です。

温泉街の中心にある「独鈷の湯」は、修善寺温泉のシンボル。現在は見学のみとなっていますが、その歴史の重みを感じさせてくれます。

泉質は肌に優しい単純温泉で、何度入っても飽きがこないのが魅力です。

修善寺で一度は泊まりたい憧れの宿

修善寺には、温泉の歴史を体現するような素晴らしい宿がいくつもあります。

  • あさば:能舞台があることで有名な、日本を代表する名宿。夜の帳が下りる頃、水面に浮かぶ能舞台で行われる伝統芸能は、まさに幽玄の世界です。
  • 新井旅館:建物自体が有形文化財に指定されている歴史の塊のような宿。廊下を歩くだけでタイムスリップしたような気分になれます。
  • 柳生の庄:ここは私の知人の温泉通が新婚旅行で訪れたという、極上の宿。東京の料亭をルーツに持つ京料理は絶品で、客室ごとに異なる設えも素晴らしい。特に「日本屈指」と称される露天風呂は、一度は体験してほしい名湯です。

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全国のおすすめ温泉宿リスト

温泉の成り立ちや歴史に思いを馳せながら、ゆっくりと羽を伸ばせる宿をご紹介します。

どの宿も個性的で、温泉の素晴らしさを再発見できるはずですよ。

施設名 住所・特徴 予約リンク
吸う温泉
湯治の宿 竜王ラドン温泉ホテル
湯ーとぴあ
山梨県甲斐市富竹新田1300-1
「吸う温泉」として有名なラドン温泉。体の芯から温まります。
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全室源泉かけ流し温泉付き旅館&グランピング
美肌の湯 こしかの温泉
鹿児島県霧島市隼人町松永2625
美肌の湯を独り占めできる贅沢な空間。グランピングも人気です。
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天然温泉掛け流しの宿
ホテルポニー温泉
青森県十和田市三本木佐井幅167-1
トロトロの肌触りが自慢の天然温泉。青森の自然に癒されます。
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温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
わあ、どの宿も個性的で素敵!温泉がどうやって湧いているのかを知ると、なんだかお湯のありがたみが変わる気がするな。
そうだね。温泉は地球からの贈り物。枯れないように大切に守っていくことも必要だけど、まずは僕たちがその恵みを全力で楽しむことが一番の応援になるんだよ。
温泉案内人
温泉案内人

まとめ:温泉の未来に思いを馳せて

温泉が枯れるか枯れないか。その答えは、地球の大きな循環の中にありました。雨水が地下深くで温められ、数百年という時を経て私たちの目の前に現れる……そんな奇跡のようなプロセスを経て、私たちは癒しを得ているのですね。

資源が有限な温泉も、無限に近い循環を持つ温泉も、どちらも地球が育んだ宝物です。次に温泉に浸かる時は、ぜひそのお湯が辿ってきた長い旅路を想像してみてください。きっと、いつも以上に心も体もポカポカと温まるはずですよ。

それでは、皆さんも素敵な温泉ライフをお過ごしください!湯けむり散歩人でした。


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