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強塩泉って何?しょっぱいお湯の秘密と日本三大秘境「祖谷温泉」の魅力


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こんにちは、湯けむり散歩人です。つる舞う形の群馬県から、今日も温泉の香りに包まれながら執筆しています。

温泉の奥深さには毎日驚かされるばかり。今回は、温泉好きなら一度は耳にする「強塩泉(きょうえんせん)」という言葉について、その正体と、ちょっと足を伸ばして訪れた徳島県の「祖谷温泉」のお話をしようと思います。

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
ねえ、最近「強塩泉」っていう看板をよく見かけるんだけど、普通の温泉と何が違うの?なんだかすごくしょっぱそう!
お、いいところに気が付いたね!強塩泉はね、その名の通り塩分がガツンと濃い温泉のことなんだ。ただしょっぱいだけじゃなくて、実は厳格なルールがあるんだよ。今日はその秘密をゆっくり解説するね。
温泉案内人
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そもそも「強塩泉」ってどんな温泉のこと?

温泉地を歩いていると、「強塩泉」や「強塩冷鉱泉」という文字を目にすることがありますよね。

これは、簡単に言うと「海水のように、あるいはそれ以上に塩分濃度が高い濃い温泉」のことなんです。

温泉の成分表を見ると、いろいろなイオンの名前が並んでいますが、強塩泉と名乗るためには、まずベースとして「ナトリウムイオン」と「塩素イオン(塩化物イオン)」が主成分である必要があります。

いわゆる「塩化物泉」の仲間ですね。しかし、単なる塩化物泉の中でも、特に成分が濃いものだけが「強塩」という称号を許されるのです。

「240ミリバル」という魔法の数字

ここで少し専門的なお話を。温泉通の間でよく語られるのが「ミリバル(mval)」という単位です。強塩泉と認められるには、ナトリウムイオンと塩素イオンがそれぞれ「240ミリバル以上」含まれていなければなりません。

「ミリバルって何?」と思いますよね。これは、単純な重さ(mg)ではなく、その成分がどれだけ化学的に「力」を持っているかを示す数値。

例えるなら「体に効きやすさの偏差値」のようなものです。

この数値が高いほど、その成分が体にガツンと働きかけてくれるだけの量が入っている、ということになります。

つまり、強塩泉は「超・濃厚な温泉」と言い換えることができるんです。


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強塩泉に入るときに気をつけたいこと

成分が濃いということは、それだけ体への刺激も強いということです。

強塩泉の最大の特徴は、塩の成分が肌に膜を作って熱を逃がさない「保温効果」の高さ。冬場でも湯冷めしにくいのが魅力ですが、その分、体力を激しく消耗することもあります。

「せっかくの濃い温泉だから!」と気合を入れて長湯をするのは禁物です。

普通の温泉よりも湯あたりしやすいので、こまめに休憩を挟み、水分補給もしっかり行いましょう。

自分の体調と相談しながら、短時間の入浴を繰り返すのが、強塩泉を安全に楽しむ秘訣ですよ。

日本三大秘境・徳島県の「祖谷温泉」へ!

さて、強塩泉の話から少し話題を変えて、私が以前訪れて感動した、四国・徳島県の「祖谷(いや)温泉」についてお話しさせてください。ここは強塩泉ではありませんが、温泉の「個性」という点では、群馬の温泉に負けず劣らず素晴らしい場所なんです。

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谷底へ向かう専用ケーブルカーのワクワク感

祖谷温泉といえば、なんといっても「ケーブルカーで降りていく露天風呂」が有名です。

日本三大秘境の一つに数えられる祖谷渓の断崖絶壁に建つ宿から、傾斜角42度という急勾配を約5分かけて下りていきます。

眼下に広がるエメラルドグリーンの祖谷川と、V字に切り立った渓谷美。この景色を見るだけでも、はるばる徳島まで来た甲斐があったと感じさせてくれます。

そもそも、なぜこんな谷底に温泉があるのか?

それは、長い年月をかけて川が山を削り、天然の掘削機のような役割を果たしたことで、谷底から温泉が自噴し始めたからなのだそうです。

自然の力って本当にすごいですよね。

優しさに包まれる「アルカリ性単純硫黄温泉」

祖谷温泉の泉質は「アルカリ性の単純硫黄温泉」です。源泉かけ流しのお湯からは、温泉らしい硫化水素臭(たまごの匂い)がふわりと漂い、旅情をかき立てます。

一般的に硫黄泉というと、草津温泉のように「酸性」でピリッとした刺激があるイメージが強いかもしれませんが、ここは「アルカリ性」。

そのため、肌の古い角質を落としてくれるクレンジング効果がありながら、肌触りが非常に柔らかく、優しく包み込まれるような感覚になれるのが特徴です。

まさに「美肌の湯」と呼ぶにふさわしい、極上の癒やし体験でした。

徳島・祖谷温泉を楽しむためのおすすめ宿

秘境の雰囲気たっぷりの祖谷温泉を堪能できる宿をご紹介します。

どの宿も、自然との一体感を感じられる素晴らしいロケーションですよ。

施設名 特徴 詳細・予約
和の宿 ホテル祖谷温泉 専用ケーブルカーで行く谷底の露天風呂が絶景。源泉かけ流しの名湯。 楽天トラベルで宿泊プランを見る
新祖谷温泉 ホテルかずら橋 ケーブルカーで登る「雲の上の露天風呂」が自慢。郷土料理も絶品。 楽天トラベルで宿泊プランを見る
祖谷渓温泉 ホテル秘境の湯 広々とした大浴場と露天風呂。祖谷の自然を五感で楽しめる宿。 楽天トラベルで宿泊プランを見る

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まとめ:温泉の個性を知ると、旅はもっと楽しくなる

今回は、ガツンと濃い「強塩泉」の定義から、四国の秘境「祖谷温泉」の魅力までお届けしました。

成分が濃くてパワフルな強塩泉もあれば、アルカリ性で肌を優しく整えてくれる硫黄泉もある。温泉って、本当に一つひとつに個性があって面白いですよね。

次に温泉へ行くときは、ぜひ脱衣所に掲示されている「温泉分析書」をチラッと覗いてみてください。

「あ、ここはナトリウムと塩素が多いから強塩泉なんだな」なんてことが分かると、入浴中の気分もまた違ったものになりますよ。

皆さんの旅が、素敵な温泉との出会いで溢れるものになりますように!

温泉好きの奥さん
温泉好きの奥さん
240ミリバルっていう数字、覚えたよ!今度は強塩泉に入って、お肌がツルツルになるのを実感してみたいな♪
ははは、気に入ってくれたみたいだね。でも、強塩泉は湯あたりしやすいから、そこだけは本当に気をつけて。次はどこの温泉を案内しようかな。楽しみにしててね!
温泉案内人
温泉案内人
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