こんにちは、湯けむり散歩人です。群馬の山々が鮮やかな緑に包まれる季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は先日、吾妻エリアの静かな湯治宿へ出かけてきました。川のせせらぎを聞きながら湯船に浸かっていると、ふと「このお湯、今日はいつもより少し薄いかな?」なんて感じることがあります。
温泉好きの皆さんも、そんな経験はありませんか?
この記事の目次
温泉の質を左右する「4つの項目」とその影響
温泉に行くと、脱衣所などに「温泉分析書」や「温泉の使用状況」が掲示されていますよね。
そこには必ず、加水、加温、循環、消毒の有無が書かれています。これらが温泉にどんな影響を与えるのか、まずは整理してみましょう。
まず「加水」。これは文字通り、温泉に水を加えることです。単純に成分が薄まってしまうため、温泉本来のパワーが弱まってしまいます。
次に「加温」。源泉温度が低い場合、適温にするために熱を加えます。しかし、熱を加えることで温泉に含まれるガス性の成分が抜けやすくなってしまうんです。
そして「濾過循環」。お湯を使いまわすためにフィルターを通すと、大事なガス成分だけでなく、温泉の証である「湯の花」まで除去されてしまいます。これにより、温泉の還元力(温泉力)が著しく落ちてしまうんですね。
最後に「添加」。塩素系などの消毒剤を入れることで、温泉の酸化が進んでしまいます。お風呂上がりにプールの匂いがするのは、このためですね。
温泉通が教える!加水率が高い温泉の「見分け方」
さて、ここからが本題です。分析書を見ても「適宜加水しています」としか書いていない場合、どれくらい薄まっているのか不安になりますよね。そんな時に注目してほしいポイントがあります。
それは、「加水」と「加温」を同時に行っているかどうかです。
本来、温泉が熱すぎるなら「加水」だけでいいはずですし、冷たすぎるなら「加温」だけでいいはずです。それなのに、季節に関係なく両方を同時に行っているとしたら……。
それは「供給量不足を補うために、水で薄めて量を増やし、ぬるくなったから温め直している」という可能性が非常に高いんです。
成分濃厚!長崎県壱岐の「湯本温泉」に感動
薄まった温泉の話の後は、逆に「これでもか!」というほど濃厚な温泉をご紹介しましょう。
私が以前訪れて衝撃を受けたのが、長崎県壱岐島にある「湯本(ゆのもと)温泉」です。
ここのお湯は、まさに「地球のエネルギー」そのもの。
茶褐色の濁り湯で、湯船の表面にはなんと「カルシウム膜」が浮くほど成分が濃いんです!泉質は「ナトリウムー塩化物温泉」で、鉄分もしっかり含まれています。
海水の半分近い濃度があると言われていて、一度入れば体の芯からポカポカが止まりません。
特におすすめなのが「平山旅館」さん。ここは料理も素晴らしくて、地産地消にこだわった海の幸や自家栽培の野菜が絶品なんです。
さらに、温泉ソムリエの資格を持つ若女将がいらっしゃるので、温泉へのこだわりとおもてなしの心が隅々まで行き届いています。
| 郵便番号 | 811-5556 |
| 住所 | 長崎県壱岐市勝本町立石西触77 |
| アクセス | 【港&空港~当館 送迎有 要予約】壱岐の各港および壱岐空港/博多港よりフェリー&ジェットフォイル/長崎空港より飛行機 |
| 駐車場有無 | 有り 10台 無料 |
壱岐・湯本温泉の注目宿リスト
| 施設名 | 特徴 |
|---|---|
| 平山旅館 | イチ押し!濃厚な濁り湯と絶品料理、若女将のおもてなしが最高。 |
| 壱岐リトリート 海里村上 | 全室オーシャンビュー。ラグジュアリーな空間で極上の湯浴みを。 |
| 国民宿舎 壱岐島荘 | 高台に位置し、夕日の眺めが抜群。リーズナブルに名湯を楽しめる。 |
| 旅館 千石荘 | アットホームな雰囲気で、壱岐の新鮮な魚介類を堪能できる。 |
| 高峰温泉 | 地元の常連客にも愛される、歴史ある湯本の名湯。 |
温泉通が注目する全国の「ガチ」な温泉宿
壱岐も素晴らしいですが、全国にはまだまだ「湯ヂカラ」に溢れた宿がたくさんあります。
私が実際に注目している、源泉の個性を大切にしている宿をいくつかピックアップしました。温泉分析書を読み解く練習がてら、ぜひ訪れてみてくださいね。
| 施設名 | 住所・特徴 | 予約リンク |
|---|---|---|
| 吸う温泉 湯治の宿 竜王ラドン温泉ホテル 湯ーとぴあ |
山梨県甲斐市富竹新田1300-1 「吸う温泉」として有名なラドン温泉。体の芯から温まります。 |
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| 全室源泉かけ流し温泉付き旅館&グランピング 美肌の湯 こしかの温泉 |
鹿児島県霧島市隼人町松永2625 美肌の湯を独り占めできる贅沢な空間。グランピングも人気です。 |
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| 天然温泉掛け流しの宿 ホテルポニー温泉 |
青森県十和田市三本木佐井幅167-1 トロトロの肌触りが自慢の天然温泉。青森の自然に癒されます。 |
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まとめ:温泉を知れば、旅はもっと楽しくなる
いかがでしたでしょうか?温泉分析書に書かれた「加水・加温」の文字。その裏側にある理由を少し想像するだけで、温泉選びがぐっと楽しく、そして深くなります。
「同時実施」の矛盾に気づいたら、それは新しい発見の第一歩。ぜひ、次回の温泉旅行では脱衣所の掲示板をじっくり眺めてみてくださいね。
群馬にも、そして全国にも、まだまだ素晴らしい「本物の温泉」が待っています。
私もまた、新しい癒しを求めて湯巡りに出かけたいと思います。皆さまの旅が、素晴らしい湯けむりに包まれますように!
奥壱岐の千年湯 平山旅館 <壱岐島>
奥壱岐の千年湯 平山旅館 <壱岐島>