大雪山国立公園の雄大な峡谷に抱かれた秘湯の地、層雲峡温泉。北海道の温泉地の中でも、スケールの大きさと泉質の良さで全国の温泉ファンを虜にし続けている名湯です。
今回は、その層雲峡温泉の中でも高台の絶好ロケーションに建つ「ホテル大雪 ONSEN & CANYON RESORT」に宿泊してきました。
なんと館内に3つもの大浴場があるということで、温泉通としてはぜひ全部入り比べてみたい!と意気込んで、滞在中に合計6回の湯めぐりを敢行。その感動をたっぷりとお伝えします。
ホテル大雪はこんなところ
ホテル大雪は、層雲峡温泉街の中で最も高い高台に位置するリゾートホテル。

温泉街と峡谷を見下ろすそのロケーションは、到着した瞬間から「ここに来て正解だった!」と思わせてくれるものがありました。

アクセスはJR上川駅から道北バスで約30分。旭川空港からは車で約1時間30分ほどです。北海道旅行の拠点として、ぜひ候補に入れてほしい宿です。
ロビーは広々として、開放的です。

フロントの近くには24時間使えるウェルカムドリンクコーナーがあります。24時間いつでも利用できるというのはありがたいですね。

ホテル大雪では毎夜、ドリンクコーナー近くでビンゴ大会が開催されています。時間は季節・曜日など日によって違いますが、私たちの時は20時30分からの開催でした。

ロビー横にはアイヌの衣装を着て写真撮影が出来るスペースもあります。

和室の客室には縁側があって、広々としています。

趣がまったく違う!3つの大浴場を全部入り比べてみた
ホテル大雪の一番の魅力は、やっぱりこの3つの個性豊かな大浴場です。
それぞれ場所も雰囲気も眺望もまったく違って、同じホテルにいながら「湯めぐり旅」を楽しめるのが最高でした。
西館7階 展望大浴場「大雪乃湯」
最初に入ったのが、西館7階にある展望大浴場「大雪乃湯」。

最上階に位置するだけあって、内湯の大きなガラス窓から層雲峡の温泉街と峡谷のパノラマが一望できるのが圧巻でした。
湯船に浸かりながら、あの大雪山の山並みを眺める贅沢さといったら…。思わず「はぁ〜」とため息が出てしまいました。
露天風呂は横長の設計で、空と山並みをゆったり眺めながら浸かれる気持ちよさ。
そして温泉好きとしてもうひとつ見逃せなかったのが、セルフロウリュサウナの存在です。
アロマ水を熱したサウナストーンにかけると、爽快な蒸気と香りが広がって、もうたまりません。
絶景を眺めながらととのう体験は、ここでしかできないものだと思います。
別館の大雪山荘3階 渓谷露天風呂「天華の湯」
次に向かったのが、別館の大雪山荘3階にある「天華の湯」。朝霧に霞む警告が美しいです。

朝風呂にはいるのが爽快です。大雪山の木々と澄んだ空気を間近に感じながら入れる露天は、大雪乃湯とはまた違った自然との一体感がありました。
洗い場は仕切り付きで広々としていて、ゆったり使えるのも嬉しいポイントです。
東館1階 本館大浴場「チニタの湯」
3つ目は東館1階の「チニタの湯」。アイヌ語で「夢」を意味するという名前からして、なんだかロマンを感じますよね。
レンガとステンドグラスのしつらえでエキゾチックな雰囲気です。
こちらは内湯のみの造りですが、「ぬるま湯」「中温の湯」「熱い湯」の3段階の浴槽に分かれているのが最大の特徴です。
ぬるま湯には寝湯スペースもあって、身体への負担が少なく長湯が楽しめます。熱い湯とぬるま湯を交互に入る温冷交代浴がこれまた気持ちよくて、気づいたらかなり長い時間ここで過ごしていました。
洗い場には仕切りがなく、昔ながらの大浴場の風情が漂っているのも、どこか懐かしくていいんです。
層雲峡温泉(ホテル大雪)の泉質について

層雲峡温泉の泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。
pH8.2なので、ヌルヌルの湯です。ぬるぬる好きにはたまりません。
無色透明で肌に優しく、硫黄のほのかな香りが心地よいのが特徴です。
刺激が少ないので、小さなお子さんからシニアの方まで安心して長湯を楽しめます。芯からじんわりと温まって、旅の疲れをほぐしてくれる、まさに名湯と呼ぶにふさわしいお湯でした。
食事が想像以上に豪華だった!
温泉の話ばかりしてしまいましたが、食事も本当に驚きの連続でした。
ホテル大雪の夕食は会席料理
まず夕食は会席料理でした。カニの半身もついています。


カニは食べると美味しいのですが、剥くのが手間ですね。カニを剥いている時は手が汚れるので他の料理が食べられません。
朝食のビュッフェが想像以上に豪華だった
ホテル大雪の朝食ビュッフェは、なんと生ビールやワインなどのアルコールが朝から無料で楽しめるという太っ腹なサービス!お酒好きには夢のような朝です(笑)。

さらに、新鮮な海の幸を好きなだけ盛り付けられる「勝手丼(海鮮丼)」コーナーが大人気。ライブキッチンではスパイスの効いた特製カレーや濃厚なソフトクリームも振る舞われ、朝からお腹いっぱい大満足でした。
層雲峡温泉のおすすめホテル比較
層雲峡温泉には、ホテル大雪以外にも個性豊かな宿が揃っています。それぞれの特徴をまとめてみましたので、宿選びの参考にしてみてください。
| ホテル名 | 特徴・おすすめポイント | 予約 |
|---|---|---|
| ホテル大雪 ONSEN & CANYON RESORT | 高台の絶景ロケーション。趣の異なる3つの大浴場、セルフロウリュサウナ、朝食アルコール無料&海鮮丼が魅力。 | 楽天トラベルで宿泊プランを見る |
| 層雲峡温泉 朝陽リゾートホテル | 白濁の硫黄泉と赤茶色の炭酸水素塩泉という「2種類の濁り湯」が楽しめる。スイス風山岳リゾートの雰囲気が女性やカップルに人気。 | 楽天トラベルで宿泊プランを見る |
| 層雲峡温泉 層雲峡マウントビューホテル | その名の通り大雪山の眺望が自慢。峡谷の自然を身近に感じながら温泉を楽しめるホテル。 | 楽天トラベルで宿泊プランを見る |
せっかくなら周辺観光もセットで!
層雲峡温泉を訪れたなら、ぜひ周辺の観光スポットにも立ち寄ってみてください。
日本の滝百選に選ばれた「銀河の滝・流星の滝」
宿から車で約5分のところにある「銀河の滝・流星の滝」は、日本の滝百選に選ばれた落差約100mの名瀑。その迫力は言葉を失うほどです。

黒岳ロープウェイ&層雲峡ビジターセンター
温泉街は、ホテル大雪から前の道を5分ほど下ったところにあります。温泉街までは朝の散歩にちょうどいいコースですね。

その温泉街の外れにあるのが、「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」乗り場です。

大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイは、標高1,984mの黒岳5合目まで一気に登れます。5合目から黒岳リフトを乗り継ぐと黒岳七合目まで上がれます。高山植物や、日本一早いといわれる秋の紅葉は、ここでしか見られない特別な景色です。
また黒岳5合目には360度パノラマのテラスがあり、ここからの景色は絶景です。
今回は時間がなくて、ロープウェイに乗れなかったのが残念です。
ロープウェイの料金(個人)
※:最新料金は公式サイトで確認ください
| ロープウェイ(往復) | 3,000円 |
|---|---|
| リフト(往復) | 1,200円 |
| ロープウェイ・リフトセット(往復) | 3,900円 |
黒岳ロープウェイ乗り場の道を挟んだ反対側には「層雲峡ビジターセンター」があります。
こちらは入館料無料で、豊富な展示物とビデオが上映されています。
まず驚くのが入口で出迎えてくれる巨大な「ヒグマ」。

館内にも、たくさんの剥製とか展示パネルがあります。層雲峡について深く学べる展示物です。

まとめ:ホテル大雪は温泉好きにとって夢のような宿だった
今回のホテル大雪での滞在は、温泉通として本当に大満足の旅になりました。
3つの大浴場を全部入り比べるという贅沢な湯めぐり、絶景のセルフロウリュサウナ、そして朝から生ビールと海鮮丼という豪快な朝食。
大雪山の雄大な自然に包まれながら、心も身体もとことんリフレッシュできました。
北海道旅行を計画中の方、特に温泉好きの方には、層雲峡温泉とホテル大雪を強くおすすめします。
一度訪れたら、きっとまた来たくなるはずです。
ホテル大雪 ONSEN&CANYON RESORT 施設画像
ホテル大雪 ONSEN&CANYON RESORT 客室画像
ホテル大雪 ONSEN&CANYON RESORT 地図画像