湯けむりが立ちのぼる草津温泉の湯畑

湯の国、
群馬へ。

上州

山が湧かす名湯、空っ風が育てる味、絹が結んだ歴史。
東京から約1時間——週末の行き先を、群馬に。

ぐんま番付は下へ

第一席ONSEN

湯ゆ・おんせん

群馬は、県のあちこちの山あいで温泉が湧く「温泉天国」。日本三名湯の一つ・草津を筆頭に、それぞれ顔の違う名湯が、渓谷や高原に点在しています。

湯けむりが立ちのぼる草津温泉の湯畑
草津温泉 湯畑 — 源泉が木樋を流れる、町の中心の風景

草津温泉

自然湧出量は毎分32,300リットル以上で日本一。町内には源泉が100以上あり、「源泉かけ流し」が当たり前に暮らす湯の町です。湯畑をめぐり、湯もみの唄に見入る時間が、草津の旅の主役になります。

石段の両側に店が並ぶ伊香保温泉の石段街
伊香保温泉 石段街 — 365段の石段が温泉街そのもの

伊香保温泉

365段の石段街をてっぺんまで。石段の両側に宿と土産店が途切れず続き、歩くだけで旅気分が上がります。源泉は茶褐色の「黄金の湯」。湯の色ごとに選ぶ楽しみもある、老舗の湯です。

万座温泉

標高約1,800mの高原に開ける、硫黄の香り漂う乳白色の湯。空気が澄んだ高地ならではの星空も名物です。

四万温泉

「四万の病に効く」との言い伝えを名前の由来に持つ、渓谷沿いの静かな湯。宿が建ち並ぶ川沿いをゆっくり散歩したい温泉街です。

第二席YAMA

山やま・さんりょう

群馬の日常には、いつも山が映り込んでいます。県を代表する榛名・赤城・妙義の「上毛三山」は、どの山もひとくちには語れない顔をしています。

榛名山

丸い姿のカルデラの山。山頂付近には榛名湖がたたえられ、榛名神社への参道は巨岩の連なる境内へ続きます。

赤城山

広大な溶岩台地に、大沼や黒檜山を従える山。頂上の牧場風景が、まさに「群馬」らしい絵をつくります。

妙義山

奇岩が連なる岩峰の山。ふつうの山の形を忘れてしまうほど、壁のような岩肌がそそり立ちます。

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奇岩がそそり立つ妙義山の岩峰
妙義山 — 岩峰がつくる独特の輪郭

岩の妙義、歩く尾瀬

妙義神社の石段の上からも、奇岩の連なりをまじかに見上げられます。山を眺めるだけでも立派な目的地です。

木道が続き遠くに山々を望む尾瀬ヶ原の湿原
尾瀬ヶ原 — 木道が湿原のまっただ中を進む

尾瀬ヶ原

国内最大級の高層湿原。群馬県片品村の鳩待峠はその正面玄関で、木道を進むと湿原と至仏山が一気に開けます。

  • 谷川岳(みなかみ)— ロープウェイで山岳絶景へ 流の巻へ → 山の巻へ →
  • 吹割の滝 — 「東洋のナイアガラ」と呼ばれる大瀑布
  • 野反湖 — 高原の湖畔に広がるお花畑

第三席SHOKU

食しょく・うどん

空っ風が空気を干し、畑の味を濃くします。うどんの県といわれる群馬で、食卓はいつもにぎやか。まずは定番から。

第四席SILK & CHARMS

絹きぬ・ゆかり

碓氷峠の向こうから明治の光が入ってきた。群馬は近代の絹で日本を支え、その祈りの形がだるまに残っています。

赤レンガと木造の在建物が並ぶ世界遺産・富岡製糸場
世界遺産 富岡製糸場 — 明治の建物がそのまま残る

富岡製糸場

明治5年に操業を始めた官営の模範製糸工場で、2014年に世界遺産に登録されました。赤レンガと木の骨組みが織りなす建物を、現在もその目で歩いて見られます。

碓氷峠 めがね橋

明治期のレンガ造りアーチ橋「めがね橋」。アプト式鉄道が険しい峠を越えた証を、現在も碓氷峠に静かに残しています。

赤い高崎だるま
高崎だるま — 眉は鶴、髭は亀をかたどる縁起物

だるまのふるさと・高崎

日本のだるまのほとんどは、高崎で生まれています。少林山達磨寺を発祥とする高崎だるまは、ひとつひとつ手描き。願いを込めて、自分のでる側から左目を。

旅の便ACCESS

行き方

上越新幹線・北陸新幹線が県を走り、高速道路の網も県を縦横に走ります。都心から日帰りも、ゆとりの週末一泊も。

高崎から先は、在来線とバスが湯の町や山の玄関口までつなげます。車なら上信越道・関越道・北関東道が交差するので、温泉をはしごする旅も描きやすい県です。