湯の第二席のまちIKAHO
伊香保温泉(渋川市)
榛名山の斜面に張りつく湯の町。『万葉集』巻14・東歌の上野国の歌25首のうち9首が伊香保に関わるといわれ、歌と同じくらい古い湯が、いまも石段のまちに湧き続けています。
見どころSIGHTS
石段の上を、湯がゆく
石段街
温泉街の主役は、山の斜面をまっすぐ上る石段街。365段の両側に宿と土産店が途切れず続き、のぞきながらの上り下りが、そのまま伊香保の観光になります。途中には足湯や休憩スポットも現れるので、かかとが疲れたらひと息入れながら、てっぺんまで。
- 石段 365段
- 途中に足湯・休憩スポット
- 両側に宿と店が続く
河鹿橋
源泉の湧く湯元付近に架かる、朱塗りの太鼓橋。春は新緑、秋は紅葉が渓流と橋を染める、伊香保を代表する紅葉の名所です(例年の見頃は10月下旬〜11月中旬)。秋の夜はライトアップも行われます。
- 湯元の朱塗り太鼓橋
- 紅葉 例年10月下旬〜11月中旬
- 秋はライトアップ
榛名山・榛名湖
万葉の「伊香保嶺」「伊香保の沼」は、今の榛名山・榛名湖を指すとされます。石段のまちの背景には、いつも上毛三山のひとつ・榛名山が。
万葉歌碑めぐり
東歌に詠まれた伊香保の歌は、町内9か所の歌碑に刻まれています。石段街の散歩のついでに、万葉の旅人の言葉をめぐるのも伊香保流です。
食と品TASTE & GIFTS
湯の色を、召し上がれ
湯の町の土産は、湯の色そのもの。茶褐色の皮が目印の「湯の花まんじゅう」が、伊香保の土産売りの主役です。
- 湯の花まんじゅう — 明治43年生まれの茶褐色のまんじゅう
- 水沢うどん — 伊香保町水沢の門前町で
- 石段街の甘味処
湯の花まんじゅうは、全国に広がった。明治43年に生まれた伊香保の湯の花まんじゅうは、昭和9年に昭和天皇へ御献上されたことをきっかけに、全国の温泉地に茶褐色のまんじゅうを広めることになりました。
近くへひと足——水沢うどんの門前町
伊香保の山を少し下った伊香保町水沢は、讃岐・稲庭と並び称される水沢うどんの門前町。のどごしの細麺を、湯のあとの昼に。
旅の便ACCESS
行き方
東京 上越新幹線 約1時間 高崎 JR上越線で渋川へ 渋川 バスで山をひと上り 伊香保温泉
高崎からは特急「草津・四万」で渋川に入る便もあります。石段街は名前のとおり階段続き——歩きやすい靴で、休み休み、てっぺんまで。